
■東アジアE-1サッカー選手権決勝大会 日本代表4ー0台湾代表(9日、韓国・水原)
サッカー女子日本代表のなでしこジャパン(FIFAランク7位)は東アジアNo1を決める東アジアE-1サッカー選手権で台湾代表(同42位)と対戦し、前半は矢形海優(25)、滝川結女(25)が共に代表デビュー戦で初ゴール、後半はキャプテンの高橋はな(25)などのゴールで合計4得点を奪い、5試合ぶりの勝利で初戦白星を飾った。
今大会は8日間で3試合を戦うハードスケジュールで日本、中国、韓国、台湾の4チームが出場し、総当たり戦で順位を決める。なでしこジャパンは3大会連続5度目の優勝を狙う。
なでしこジャパンのスタメンはGKに浅野菜摘(28)DFは遠藤優(27)、高橋はな(25)、三宅史織(29)、石川璃音(21)MFは北村美羽(23)、成宮唯(30)、滝川結女(25)FWは山本柚月(22)、矢形海優(25)、愛川陽菜(21)。追加招集となった滝川、スウェーデン1部リーグに移籍が決まった北村、前線の2人、矢形、愛川の4人が代表デビューとなった。今大会、背番号“10”を背負う塩越柚歩(27)はベンチスタート。
直近4試合で3敗1分と白星から遠ざかっているなでしこジャパン、前半3分、中央で山本がボールを持つと、一人かわしてミドルシュートを打ったがゴール左に外れた。6分には相手キーパーのゴールキックを愛川が拾うと、そのまま持ち込みミドルシュートもキーパーの好セーブに阻まれるも代表デビュー戦で積極的にゴールを狙った。
22分、なでしこは中央の成宮と高橋のワンツーで相手ディフェンスを崩すとスペースに走りこんだ愛川へ、さらに矢形が後ろからフォローに入りラストパス、これを落ち着いて流し込み矢形は代表初ゴールを決めた。さらに3分後、右サイドを上がった成宮に浮き球のパスが出るとそのまま切れ込み、ニアサイドに高橋が飛び込んだが弾かれ、こぼれたボールに滝川が反応、右足で押し込んで2点目、滝川も代表初ゴールとなった。
後半2分、高い位置で成宮がプレスをかけて、こぼれ球を山本が拾い、走りこんだ高橋へ浮き球のパス、これを高橋が冷静に押し込んで3点目を奪った。
25分には途中出場の中嶋淑乃(25)が高い位置でプレスをかけてボールを奪うと、右サイドに走りこんだ途中出場で代表デビューとなった吉田莉胡(22)へ、中央へクロスを入れると相手ディフェンスの足に当たりオウンゴール、新戦力がアピールした。
なでしこジャパンは2月27日、アメリカ戦以来、5試合ぶりの勝利、無失点は2月21日のオーストラリア戦以来、7試合ぶりとなった。
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