
バレーボールのネーションズリーグ女子予選第3週、日本ラウンドが10日に行われ、前回大会で銀メダルの女子日本代表(世界ランク5位)は韓国(同34位)に3ー0(25ー21、27ー25、25ー22)でストレート勝利した。日本は試合前にすでに7位以上が確定し、決勝ラウンド進出が決まっている。
【一覧】バレーボール2025年度日本代表選手&『ネーションズリーグ』日程
スタメンはセッターに中川つかさ(24)、山田二千華(25)、和田由紀子(23)、佐藤淑乃(23)、荒木彩花(23)、秋本美空(18)リベロは西村弥菜美(25)の布陣となった。
第1セットは序盤から競るも佐藤のスパイク、和田がコースをつくサービスエースを決め15ー11とリードを奪った。さらに代表初スタメンの秋本のアタック、荒木がブロックで20得点目を挙げチームを盛り立てた。リードしたままセットポイントを迎えると最後は北窓絢音(21)のスパイクでブロックアウトをとり25ー21でこのセットを制した。
第2セットは西本の好レシーブから佐藤のバックセンターで得点、秋本が角度のあるスパイクで連続ポイントを挙げるなど10ー5と5点差をつけた。第1セット同様にリードを奪った日本はセット後半も秋本、佐藤の強烈なスパイクで得点を重ねた。先にセットポイントを奪った日本は韓国に追い上げられるも深澤めぐみ(22)が27点目を取り切り2セット連取。
第3セットは韓国にリードを許したが、和田のサービスエース、秋本のアタックなどで食らいついた。苦しい展開が続くも西村の好レシーブから和田が決め同点。さらに北窓がサーブで崩すと荒木が叩き込み21ー20と逆転に成功した。ストレート勝利を収めた日本は大会通算8勝2敗。2大会連続のメダル獲得へ向け勢いづく連勝となった。次戦は12日、世界ランク4位のポーランドと対戦する。
試合後、秋本は「いいところは良かったんですけど、長いラリーになったときにやっぱ決めきれなかったりしたので、そこはもっと練習で詰めていかなきゃいけないなって思いました」と振り返った。
和田はチーム最年少の秋本について「美空のプレーにたくさん自分たちも勇気だったりとか、元気を本当にもらえますし、一緒にコートに立って頑張ることができて本当に良かったです」と話した。
世界の強豪18チームが集う『ネーションズリーグ』はオリンピック™、世界バレーに並ぶバレーボール世界3大大会のひとつ。
※世界ランキングは試合前時点
【日本の得点(上位)】
和田 18得点
佐藤 17得点
秋本 11得点
◆予選ラウンド第1週:カナダ・オタワ
6月5日(木)〇3ー0 オランダ
6月7日(土)〇3ー0 セルビア
6月8日(日)〇3ー0 カナダ
6月9日(月)〇3ー0 ドミニカ共和国
◆予選ラウンド第2週:香港
6月18日(水)〇3ー2 タイ
6月20日(金)●2ー3 イタリア
6月21日(土)●1ー3 中国
6月22日(日)〇3-0 チェコ共和国
◆予選ラウンド第3週:日本・千葉
7月9日(水)〇3ー0 フランス
7月10日(木)〇3ー0 韓国
7月12日(土)vs ポーランド
7月13日(日)vs ブラジル
◆ファイナルラウンド:ポーランド
7月23日(水)から27日(日)
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