
世界バレーを4位で終えたバレーボール女子日本代表のフェルハト・アクバシュ監督(39)が10日、会見した。チームは3位決定戦に敗れ15年ぶりのメダルは逃したが「これからの明るい将来が見えた」と手応えを語った。
新体制で始動した2025年。女子日本代表としては初の外国人監督となったアクバシュ監督だが、「コミュニケーションを取ろうと努力した。一番注意していたのは耳を傾けること。一人ではなくチーム全体で決定を下し、大事な局面で全員で解決策を見つけた」ことで、ポジティブな雰囲気を持って戦うことができたという。
ネーションズリーグ、世界バレー共に、4位で終え、メダル獲得まであと1歩届かなかった。「表彰台に立てるチャンスもあったが、準決勝に臨むことができたので素晴らしい結果だった。満足しているわけではないが、これからの明るい将来が見えた」と振り返った。
新キャプテンとしてチームをけん引した石川真佑(25)は世界バレーで「ベストアウトサイドヒッター」を受賞。「日本に来て一番最初に決断を下したことはキャプテンを選ぶということだった。彼女は重要なリーダーであることを自分自身のスタイルでもって示してくれましたし、責任感を持ってキャプテンという責任を果たしてくれています。彼女のリーダーシップに満足しています」。3位決定戦で34得点を挙げた佐藤淑乃については「今後の明るい未来、素晴らしい選手の一人。古賀紗理那選手のあとをしっかり引き継いでくれた」と評価した。
今後に向け「やらなければならないことは選手層を厚くしていくこと」とアクバシュ監督。「サポートの方の選手の層が厚くないので見つける必要がある。アンダーエイジ含め、全て見せていただいて改善していきたい」と話し、来年のアジア大会、アジア選手権、ネーションズリーグに向かっていくとした。
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