
■東京2025世界陸上 男子4×400mリレー決勝(21日、国立競技場)
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
男子4×400mリレー決勝が行われ、ボツワナが2分57秒76をマーク、1着でフィニッシュし、大会初優勝を果たした。2走を務めたパリオリンピック™200m金メダリストのL.テボゴ(22)が力走を見せ、大会3連覇中の“絶対王者”アメリカに競り勝った。100m決勝はフライングで失格したデボゴが、見事リレーでリベンジを果たした。
大会3連覇中のアメリカは前日の予選で敗退となったが、同走のザンビアによる妨害が認められケニアとともに救済措置に。この日の午前中に行われた再レースでケニアに勝利し、決勝のレーンに立った。異例とも言える復活を遂げたアメリカだったが、大会4連覇はならなかった。
9チームにより争われた決勝、スタート直前に突然の豪雨が国立競技場を襲った。選手たちはズブ濡れの中、レースはスタートした。1走は南アフリカがトップで2走へ繋いだ。2走では、アメリカのJ.パターソン(25)が1位に躍り出る。そのすぐ後にジャマイカのテボゴが続いた。2人のデッドヒートが続き、ほぼ同時でバトンは3走へ、ボツワナとアメリカの一騎打ちとなり、アメリカが抜けてトップでアンカーのR.ベンジャミン(28)へ。激しいアンカー勝負は最後のホームストレートへ。アメリカ、ボツワナ、南アフリカの3つ巴の戦いとなり、ボツワナのアンカー・B.C.ケビナシッピ(21)がベンジャミンを逆転し、南アフリカの猛追も振り切った。
前日に行われた予選2組に出場した日本(1走:中島佑気ジョセフ(23、富士通)、2走:佐藤風雅(29、ミズノ)、3走:吉津拓歩(27、ミキハウス)、4走:今泉堅貴(23、内田洋行AC))は、2分59秒74の7着でフィニッシュ。その後、失格のチームが出たため6着に繰り上がったものの、2大会ぶりの決勝進出はならなかった。
予選1組では、アメリカが6着でフィニッシュ。2走から3走へのバトンミスもあり敗退となった。しかしその後、世界陸連が、アメリカとケニアがザンビアの妨害を受けたことで救済対象となると発表し、アメリカとケニアによる再レースが21日の午前中に行われた。異例の一騎打ちとなった戦いは、アメリカがケニアに勝利し決勝進出を決めた。
【男子4×400mリレー結果】
金メダル ボツワナ 2分57秒76
銀メダル アメリカ 2分57秒83 ※着差あり
銅メダル 南アフリカ 2分57秒83
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