
■第79回国民スポーツ大会 成年女子100mハードル決勝(5日、滋賀県彦根市・平和堂HATOスタジアム)
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国民スポーツ大会の成年女子100mハードル決勝に寺田明日香(35、ジャパンクリエイト)が出場し、13秒53(-0.4)の5着でフィニッシュした。
今シーズン限りで一線を退くことを表明している寺田は、午前10時30分から行われた予選で、13秒36(+0.6)の組2着で決勝進出を決めた。約5時間後の決勝に臨んだ寺田。スタート直後は横一線だったが、予選で大会新記録をマークした清山ちさと(34、いちご)が加速し抜け出して1着でフィニッシュ。寺田は13秒53の5着に入った。ゴール後、決勝を走った選手たちが寺田のもとに駆け寄り、互いに抱き合い健闘をたたえ合うと、寺田は目に浮かんだ涙を拭い、感極まった様子を見せた。
さらに、これまで競い合ってきた日本記録保持者の福部真子(29、日本建設工業)、中島ひとみ(30、長谷川体育施設)、田中佑美(26、富士通)のライバルたちも寺田のもとに駆けつけ、笑顔で抱き合い記念写真に収まるなど、日本女子ハードル界のパイオニアの労をねぎらった。
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