
ドジャースがリーグ優勝決定シリーズ第4戦(日本時間18日)でブルワーズを5対1で下し、2年連続のワールドシリーズ進出を果たした。
【一覧】大谷翔平が異次元の活躍、ドジャースが2年連続WSへ MLBプレーオフ日程&結果
大谷翔平(31)が6回0/3(100球)を投げ、2安打無失点、10Kの快投でPO2勝目。圧巻だったのは打者として、1回、4回、7回に衝撃の特大弾を3発放った。
指揮官のD.ロバーツ監督(53)は、この日の大谷のパフォーマンスについて「おそらく史上最高のポストシーズンのパフォーマンスだったと思う。これまでたくさんのポストシーズンの試合があったが、彼が地球上で最高の選手と言われる理由がよく分かる。本当に特別な夜だった。この旅の一部になれて幸せだ」と“異次元”の活躍に指揮官も記憶に残る試合となったようだ。
チームは直近10試合で9勝1敗。今の勢いについて「今、完全にゾーンに入っていると思う。ただ、打撃面ではまだ伸びしろがあるとも思っている。過去に何があったかは気にせず、今の野球に集中している。そしてチームにはまだやるべきことが残っている」と手応えを感じつつも、WSを見据えて気持ちを新たにした。
大谷はPOでも変わらず注目され続ける中、直近8試合で33打数4安打、14三振と不調に苦しんでいた。「彼ほどの期待を背負う選手の場合、たいていはそれが達成不可能なものになってしまう。今ポストシーズンでは苦しんでいたが、それに動じず、メンタルや自信を保ち続けていたのは本当に素晴らしい。いずれ彼がやってくれると信じていたが、それが今夜、しかも(二刀流)先発の日に来るなんて」と驚きとともに賛辞を贈った。
この日の3発は136m、143m、130mといずれも“特大弾”だったことに「今夜は、距離にはさすがに驚かされた。でも、予想外のことをやるのが翔平なので、逆に何が起きても驚かなくなっている自分もいる。幸運にもそういう瞬間をたくさん近くで見ることができた」とし、「一番驚いたのは、屋根に届くか越えるかの2本目のホームラン(4回)だね。こんなパフォーマンス、誰も見たことがない。自分でもまだ信じられない。本当に圧倒された」と数々のシーンをみてきた指揮官も衝撃の一発となったようだ。
3本目のホームランは“予感”していたか?と聞かれると「していたよ。正直、驚かなかった。ある意味で来るなと思っていた」と“ゾーン”に入っていた大谷の3発目を振り返った。
※写真:試合後インタビューでファンに感謝の言葉を届けたロバーツ監督
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