
ミラノ・コルティナオリンピック™・パラリンピックを目指すトヨタ自動車所属のアスリート7人が30日、都内で合同取材会に出席し、男子モーグルで2022年北京五輪で銅メダルを獲得した堀島行真(27、トヨタ自動車)が「目標としてはやっぱり(新シーズン)全試合に優勝した状態で、ランキングを一番の状態で(ミラノ・コルティナ)オリンピックに挑みたい」と意気込みを語った。
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取材会に参加したのは堀島の他に、スケートショットトラックの中島未莉(21、トヨタ自動車)、渡邉碧(26、トヨタ自動車)、平井亜実(28、トヨタ自動車)、吉永一貴(26、トヨタ自動車)の4人と、パラアルペンスキーの森井大輝(45、トヨタ自動車)と村岡桃佳(28、トヨタ自動車)の合計7人。
昨季のW杯で種目別モーグル年間チャンピオンに輝いた堀島。今年3月には、スイスで行われた世界選手権の種目別モーグルで金メダルを獲得した。18年平昌五輪から3大会連続出場を狙う日本のエースは、「今回で3大会目のオリンピックになるんですけれども、北京での反省点をしっかりと生かしながら今回取り組めているので、すごく楽しみなオリンピックでもあります」と、順調な調整ができている様子。
12月11日に誕生日を迎える堀島は「28歳という年齢で迎えるオリンピックで、金メダルを目指す機会が少ないチャンスとなっているので、このチャンスをしっかりと生かしたいなと思っています」と、五輪で初の頂点を目指す。
ミラノ・コルティナパラリンピック推薦内定選手の村岡。
18年平昌大会女子大回転で初の金メダルを獲得すると、22年北京大会では女子滑降と、スーパー大回転、大回転で頂点に立ち、全部で4つの金メダルを持つ。3大会連続出場の夢舞台へ「どんどん大会を重ねるごとに、そのパラリンピックというものの重さを感じていて、今回もその責任であったり覚悟であったり、プライドを持って臨む大会にしたい」と決意を述べた。
同じくミラノ・コルティナパラリンピック推薦内定選手の森井は、02年ソルトレークシティ大会から6大会連続出場し、7つのメダルを獲得したレジェンド。
「今、僕の周りにはいい仲間がたくさんいて、この大会を本当に心の底から楽しめるように、楽しみ切ることができたときには、きっと一番いい色のメダルも取れるんではないかなと思っているので、まずは気負わずに臨むことができたかなというふうに思っています」と話し、7大会目のミラノで悲願の金メダル獲得を目指す。
*トップ写真は堀島行真選手
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