
ワールドシリーズ(WS)第6戦を翌日に控える中、3勝2敗と32年ぶりの世界一に王手をかけたブルージェイズ・シュナイダー監督(45)は日本時間31日、本拠地トロント・ロジャースセンターで会見を行った。
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「明日、この球場がどんな雰囲気になるか、今からワクワクしてる」と笑顔をみせた指揮官。第3戦で右脇腹を痛め、2戦連続で欠場しているチームリーダーのG.スプリンガー(36)は快方に向かっているとし、「(前日)出すこともできたけど。明日には準備万端でいけるはずだ」と大一番での活躍を期待した。
ドジャースの先発はエース・山本由伸(27)。第2戦ではプレーオフ史上24年ぶりの連続完投勝利を達成した右腕に対し「さすがに少しは疲れていることを願うよ(笑)」とジョークを飛ばしつつ、「彼は本当に特別な投手で、6〜7種類の球種を投げ分け、試合中にまるで別のピッチャーみたいに変化する」と最大限の警戒。
前回の山本との対戦については「実際に対戦してみると、球の軌道や質感が体で分かる。それが一番大きい。(山本の)フォームも独特で、ある種の錯覚を生むけど、そこはもう把握した」と振り返り、「あとはどう攻めてくるか。前回と同じ形で来るのか、それとも変えてくるのか。その変化にどう対応するかが鍵になる」と攻略に向けてのポイントを口にした。
また大谷翔平(31)は、直近2戦(第4・5戦)で7打数無安打1四球と抑えていることに対しては「単純にコースを突けていること。彼は悪くない球も平気で二塁打やホームランにしてくるから、精度が大事なんだ。ここ2試合は球種や球速、コースをうまく変えて、違う見せ方ができている」と語った。
第6戦、ブルージェイズの先発は今季チームトップの防御率のK.ゴーズマン(34)。第2戦同様、山本とのマッチアップとなり、前回は6回⅔を投げて3失点と粘投。「最高の投げ合いになると思う。第2戦では山本が素晴らしかったから、ゴーズマンの好投が少し目立たなかったけど、実際には互角だった。あれは昔ながらの投手戦って感じだった。彼なら大舞台でもやってくれる。ポストシーズンでもレギュラーシーズンでも常に安定してるし、彼にボールを託すのが楽しみだ」と自信をのぞかせた。
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