
■サッカー AFC女子アジアカップ準決勝 日本4ー1韓国(日本時間18日、オーストラリア・シドニー)
ブラジルで行われるFIFA女子ワールドカップ2027に10年連続10度目の出場を決めたなでしこジャパン(FIFAランク8位)はAFC女子アジアカップ準決勝で韓国(同21位)と対戦し、4ー1で勝利。前半に植木理子(26)が4試合連続ゴールで先制、今大会6点目で得点女王争いの単独トップに立った。さらに浜野まいか(21)が追加点、後半には熊谷紗希(35)、途中出場の千葉玲海菜(26)と計4得点を奪い、2大会ぶりの決勝へ駒を進めた。
2大会ぶり3度目のアジア女王を狙うなでしこの先発はGKに山下杏也加(30)、DFは高橋はな(25)、熊谷紗希(35)、古賀塔子(20)、北川ひかる(28)。MFは宮澤ひなた(26)、浜野まいか(21)、長谷川唯(29)、長野風花(27)、藤野あおば(22)。FWは植木理子(26)。フィリピン戦から7人変更となった。長谷川は5試合連続スタメン、5得点で得点女王トップタイの植木が名を連ねた。
なでしこは韓国に対して、19勝12分4敗と大きく勝ち越し、直近の敗戦は2015年の11年前となる。これまでは守りを固めている相手をどう崩すかだったが、韓国戦は最終ライン、中盤、前線の連携が大事になってくる。
前半7分、左サイドから細かいパスで韓国ディフェンスを崩すと、中央の浜野が周りをよく見て、ヒールパスでフリーの高橋にラストパス、強烈な右足はキーパーに弾かれたが、これに長谷川が飛び込むも、ゴール左に外してしまった。
さらに11分、センターラインから長谷川が長い浮き球のパス、これを植木が右足アウトサイドで柔らかいパスを藤野へ、シュートを狙ったが、韓国ディフェンスにクリアされた。それでも、なでしこの華麗な連携で韓国を崩しにかかった。
15分、韓国陣内で長野が早いプレッシャーでボールを奪うと、植木へパス、このボールを冷静に流し込んで、植木は4試合連続ゴールで大会トップの6得点目を挙げた。
なでしこは攻守の切り替えが早くボールを奪われても、すぐに相手に寄せていきパスを出すことをさせず、足の速い韓国の前線の選手をしっかり押さえこんでいた。
25分、右サイドで浜野がボールを拾うと、2人に囲まれたが、巧みなボールコントロールで交わすと、角度のないコースからシュートを放ち、技ありのゴールで2点目を奪った。
43分には左サイドに植木が流れると、韓国ディフェンスが引っ張られて、藤野がフリーになり、植木がラストパス。藤野は右足でゴール右に叩き込み3点目。しかし、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)で得点の起点となったプレーでなでしこのハンドを取られて、ノーゴールとなってしまった。
前半は攻撃陣が素晴らしい連携を見せてなでしこが2対0とリードして折り返した。後半は2点を追う韓国がシステムを変更してきた。それに対してなでしこは、中盤の長野、長谷川が最終ラインの熊谷、古賀と連携を取って韓国の攻撃を早めに潰していった。
後半18分、浜野の右コーナーキックのチャンスに走り込んだ植木がヘディングで合わせたが、クロスバー直撃。すると30分、今度は途中出場の谷川萌々子(20)のコーナーキックに熊谷が完璧なヘディングで合わせて3点目を奪った。
33分には中盤、韓国にパスを回されると、なでしこディフェンスが戻れず、カン チェリム(27)にゴールを奪われて、なでしこは今大会初失点を喫した。しかし、3分後、途中出場の松窪真心(21)が右サイドから左サイドの千葉玲海菜(26)へ完璧なパス、これを千葉が左足で振り抜き、豪快ミドルで4点目、韓国の反撃ムードを砕いた。
なでしこは今大会初失点を喫したが、慌てることなく追加点を奪い、試合を落ち着けるなど、安定感のある試合展開で2大会ぶりの決勝へ駒を進めた。
【日本代表の結果】
3月4日 日本 〇2ー0 チャイニーズ・タイペイ
3月7日 日本 〇11ー0 インド
3月10日 日本 〇4ー0 ベトナム
3月15日 準々決勝 日本 〇7ー0 フィリピン
3月18日 準決勝 日本 〇4ー1 韓国
3月21日 決勝 日本ーオーストラリア
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