
■MLB ドジャース9ー1フィリーズ(日本時間1日、ドジャー・スタジアム)
【日程一覧】3連覇に挑む大谷翔平、山本由伸らのドジャース2026年 対戦カード
ドジャースの山本由伸(27)が本拠地でのフィリーズ戦に今季11度目の先発、5回1/3、104球を投げて、被安打4、奪三振10、四死球3、失点0。鬼門とされる立ち上がりを無失点で切り抜けると、その後は5イニング連続で先頭打者の出塁を許すも無失点。今季初の2桁10個の三振を奪って5勝目(4敗)を手にした。
山本は「追い込んで決められるところ、ボールすぎる、ストライクに見えないボール球も多かったですし、うまくコントロールしきれてはなかったんですけど、その分ボールの強さがあったので、こういう結果になったと思います」と話して、「内容もどんどん良くなってますし、今日は6回途中で交代になりましたけど、次はまた今日の反省を生かして、より良いピッチングができるように頑張りたい」と振り返った。
2回以降は5イニング連続で先頭打者を許す形となったが「しっかり強いボールを投げれてたので、ちょっと細かいコントロールはあまりうまくできてない球も多かったですけど、しっかり思い切って投げ込んでいけた」と語り、細かいコントロールが出来なかった要因は「フォームのところだったり、力み、力感のところだったり、そういったところだと思う」と分析した。
立ち上がりは2つのABSチャレンジ(ストライク、ボール自動判定システム)で2つの三振を奪ったが「僕はすごく好きなシステムだなと思います。はい、好きです」と笑顔を見せて、5回の1死二、三塁のピンチでは22本でホームランキングのシュワバー、昨季の首位打者・ターナーを連続三振に打ち取った場面は「やっぱり1発を許すのが一番ダメだったので丁寧に投げていきました」として、シュワバーに対しては「最後まっすぐだったんですけど、ちょっと狙ったところとは違いましたけど、しっかり思い切って投げれてたので、結果的にスイングしてもらえるような球になったのかなとは思いました」とコメントした。
ストレートが良かった点については「2日前のブルペンも思ったより、感覚よりもすごくスピード出てて、そんな感じで来てたので、今日も感覚以上にボールが行ってる感じが久しぶりにあったので、そこはまた新しくいい感覚だった」と語り、シーズン1/3を経過して徐々に手応えを掴んできている様子だった。
そして、この日はD.ロバーツ監督の54歳の誕生日だったが「みんなも誕生日だというのは知っていたと思うので、今日はいい試合になって良かった」と安堵の表情を浮かべていた。
その指揮官は「彼を6回まで投げさせようと思っていたが、あまり無理をさせたくないので私はそうしたくなかった。彼や翔平がベストの状態でなくても、5イニング以上無失点で投げられるのは、彼らの実力の証でもある」と長いシーズンを考えての6回途中降板の意図を明かした。
5回のピンチを切り抜けたことには「相手を巧みにかわして無傷で切り抜けたのは、まさにエースの証拠。それが彼のやり遂げたことでした。もし彼にもう少し球数が残っていたら、6回も乗り切れたかも知れませんが、それは次回への期待です」と満足げに語った。
バッテリーを組んだD.ラッシングはロッカールームでインタビューを受けて「自分自身が迷いすぎたと思います。彼の得意なことを信じるだけでよかったんです。 そして、基本に立ち返って、どうやってリードを取るかを理解しました」と反省し、山本がチームの柱かと質問されると「好きな投手を選んでください。この部屋の中を見て教えてください。たくさんの選手がいますよ(笑)」とジョークを交え、笑顔で締めくくった。
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