「選択的夫婦別姓」制度の導入を目指す立憲民主党が会合を開き、慎重派の主張や論点について聞き取りを行いました。
立憲民主党 辻元清美 代表代行(ジェンダー平等推進本部長)
「選択的ですから誰も困らないはずなんですけど、様々な家族観や価値観に対応できる、選択ができる社会にしていきたいと思います」
立憲民主党は28日、党内で開いた会合で、選択的夫婦別姓の導入に慎重派の主張や論点について調査している国会図書館職員から聞き取りを行い、意見を交わしました。
慎重派の意見としては、▼共通の氏があることで夫婦の一体感が強まることや対外的に夫婦、親子であることが容易に分かること、▼夫婦別姓制度を導入すれば、氏の決定などをめぐり、新たな紛争が生じるおそれがあることなどがあげられました。
立憲民主党は野党各党や無所属などにも賛同を広げ、「選択的夫婦別姓」制度を導入する法案を議員立法として今の国会に提出する考えです。
一方、自民党の松山参院幹事長は28日の記者会見で、制度の導入について「国民の間でも様々な意見のあるテーマであり、家族のあり方の根幹に関わる問題でもあるので、拙速な議論は避けるべき」だと指摘し、今国会での法整備をめざす動きをけん制しました。
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