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“なべ底型の寒気”で雪が長続き 再び最強寒波ピークで北日本・西日本は雪に警戒 12日以降は気温上昇【Nスタ解説】

国内
2025-02-07 20:46

7日の夜から再び最強寒波ピーク 交通の乱れなどに警戒

日比麻音子キャスター:
引き続き雪への警戒が必要です。きょう7日午後5時ごろの秋田港の様子を見ると、雪が積もっていますね。


【CGで見る】ピークはいつ? 今後の寒気の予想


森田正光 気象予報士:
風も強く、秋田では最大瞬間風速27.6メートルと、「暴風雪」といってもいいような風が吹きました。気温も氷点下0.3度で、当然、雪を伴って寒いです。風速1メートル変わると、体感温度が1度違うといいますからね。


今後の予想で上空1500メートル付近の気温を見ると、マイナス6度の部分、マイナス12度の部分があります。特にマイナス12度がかかるところは、降水があれば大雪になるというゾーンです。今回は、九州北部や山陰地方でも雪の降り方が心配です。

また、西風が吹いているということは、寒気が西の方から入り込んでいる形です。北日本だけではなく、西日本も雪が心配です。


続いて、きょう7日夜からの予想ですが、北陸の山間部では強く降ります。

さらに特徴としては若狭湾から琵琶湖、そして東海地方に雪雲が流れています。このあたりは新幹線が通るので、雪が強く降ると遅れが出るようなこともありそうです。


日比キャスター:
週末に移動の予定がある方は、最新情報に引き続きお気をつけください。


森田 気象予報士:
次に、10日午後6時までの72時間降雪量を見ていきます。日本海側は70センチ以上の降雪が予想されているところもあります。

すでに2メートルぐらい積もっているところがあるなか、半分で見積もっても、30センチから40センチぐらいは新たに積もるということです。


日比キャスター:
今週は寒波の影響がかなり長く続いていますものね。


森田 気象予報士:
鍋底型の寒気というのですが、雪が長続きしています。


大雪に関しての早期注意情報を見ると、あす8日も、朝から夜遅くまで雪のところが多いだろうという予想です。特に岐阜県や、岡山県、鳥取県といった山陰地方も警戒が必要です。


雪予報のなか…来週には東京で最高気温16度の日も?

森田 気象予報士:
改めてあす8日の全国の予想は、名古屋にも雪の予報が出ています。


日比キャスター:
最低気温マイナスの予報が出ているところが多いですね。


森田 気象予報士:
大阪も氷点下1度で、名古屋は氷点下2度。関東は晴れか、晴れときどき曇りということで、基本的にはきょう7日と同じような感じだと思います。


日比キャスター:
乾燥が厳しいですから気をつけたいです。


森田 気象予報士:
きょう7日も最小湿度は16%でした。


日比キャスター:
そして、あす8日の関東の最高気温は10度前後の予想ですね。


森田 気象予報士:
だいたい今日と同じぐらいですが、北西の風が吹いて冷たいと思います。


そして今後1週間ほどの予報では、あす9日は広島や福岡など、一部で雪が降ります。

新潟は来週11日ごろまでずっと降って、その後は気温が上がりそうです。


日比キャスター:
東京は来週12日は14度、13日は16度の予想と、ずいぶん気温が上がりそうですね。


==========
<プロフィール>
気象予報士 森田正光さん
1950年名古屋市生まれ
(財)日本気象協会に入り、1978年ごろからテレビで天気解説
1992年にウェザーマップ設立


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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