「楽天モバイル」に不正アクセスし、通信回線を契約したとして、17歳の無職の少年が警視庁に逮捕されました。
逮捕されたのは、無職の17歳の少年で、去年4月、「楽天モバイル」のシステムに不正にログインし、他人名義で4つの通信回線を契約した疑いが持たれています。
警視庁によりますと、少年(17)は秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」を通じて、およそ3万件のIDとパスワードを不正に購入し、指示を受けた横浜市の中学3年生(15)ら2人が自作したプログラムなどを使ってシステムにログインし、他人名義の回線を契約していたということです。
少年(17)らはサイバー犯罪グループのメンバーで、入手した回線をテレグラムで1回線80ドルで不正に転売し、およそ120万円を得ていたとみられています。
少年(17)は、「活動資金を稼ぐために、一つのIDで契約できる回線数が多く、本人確認が甘い楽天モバイルを狙った」などと容疑を認めているということです。
警視庁は「他の犯罪グループも同様の手口で楽天モバイルの回線を不正契約している可能性もある」とみています。
事件を受け、楽天モバイルは「社内で確認の上、回答させていただきます」としています。
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