
春の訪れを告げる「春一番」。気象庁によりますと、今年、関東地方では10年ぶりに「春一番」が観測されなかったということです。
「春一番」は、立春から春分の日の間に最初に吹く、南よりの強い風のことで、気温や気圧配置などの条件を総合的に判断して気象庁が発表しています。
今年は、春分の日であるきのう(20日)までに、基準を満たす風は観測されませんでした。
冬型の気圧配置が続いたことや、本州の南側を通る南岸低気圧が発達する期間が多かったことなどから、日本海側で低気圧が発達せず、強い南風が吹き込まなかったことが原因だということです。
関東で「春一番」が観測されなかったのは、2015年以来10年ぶりです。
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