
東京・江戸川区で男性に催涙スプレーをかけ、現金5300万円を奪おうとしたなどの疑いで“トクリュウ”の男5人が逮捕された事件で、警視庁が暴力団の事務所に家宅捜索に入りました。
警視庁が強盗傷害の疑いで家宅捜索したのは、東京・新宿区にある指定暴力団住吉会系暴力団の事務所です。
先月、東京・江戸川区で男性が催涙スプレーをかけられけがをし、現金5300万円が奪われそうになった事件は、警視庁が「匿名・流動型犯罪グループ=トクリュウ」による犯行とみていて、これまでに男5人が逮捕されています。
警視庁によりますと、その後の調べで、逮捕された男5人のうちの1人、住居・職業不詳の南智貴容疑者(22)が指定暴力団住吉会系暴力団の関係者ということがわかりました。
南容疑者は、この事件で実際に現金が奪われていた場合には現金を回収する役割だったということです。
警視庁は暴力団事務所を午前10時ごろから家宅捜索していて、暴力団の組織的な関与の有無などを調べ犯行が行われた背景を解明する方針です。
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