暖かくなって懸念されるのがクマの出没。東京・八王子市では先月、住宅街に体長1メートル以上のクマが出没しました。東京の住宅街に出現した“アーバンベア”は、私たちの生活圏にどこまで入りこむのでしょうか。
都内の住宅街にクマが出没 小学校も近い場所
4月29日、東京・八王子市の住宅近くで撮影された映像には、暗闇の中をゆっくりと歩く一頭のクマが映っていました。クマは、ブロック塀の前で立ち止まり、匂いをかぐようなしぐさも見せます。
撮影されたのは、一日に平均7万人以上が乗車する、JR八王子駅からわずか約5キロの場所。近くには、小学校もある“住宅街”です。
今回確認されたのは、体長1メートル以上のツキノワグマ。5月10日、イノシシ用の罠のセンサーカメラを点検した際、クマが写っていることが確認されたといいます。
撮影者
「住宅街だからクマは基本的には来ないはずなのでビックリした。(罠の)箱の中にガッツリ入ったので、1.2メートルから1.5メートルくらいかな。大人のクマだと思います」
人の生活圏に近い場所で出没「クマの行動がエスカレートして大胆に」
今回は、これまで出没が確認されていなかった、より人の生活圏に近い場所でクマが見つかりました。
周辺住民
「やっぱり怖いですよね。ヤバイなっていう感じがします」
「山から離れている。墓園も間にあるので、なんでこんな飛び地みたいなところにパッと現れたのか不思議」
東京では2025年、周辺の自治体でも日の出町の住宅地や、青梅市の駐車場でクマが目撃。その範囲は、徐々に広がっているようにも見えます。
クマの生態に詳しい 岩手大学農学部 山内貴義准教授
「人里のエサ・資源の味を覚えたり。人間もあまり何もしてこない。危険性が下がりハードルが下がってくると、クマの行動がエスカレートして大胆になっている。街なかにいても、人里に依存した個体が散発的に出る可能性はある」
人の生活圏にクマが迫るなか、「クマ対策グッズ」にも注目が集まっています。
踏むと“電気”が流れるマットも 「クマ対策グッズ」最前線は?
自治体・公共向けの製品・サービスが出展する展示会「自治体・公共Week2026」では、クマスプレーを始めクマ対策のグッズが多く出店されていました。
クマを自動で検知するAIカメラに、地面に敷く“侵入防止マット” も。踏むと電気が流れる仕組みで、電気柵のようにクマの侵入を防ぎます。
ファームエイジ 河合拓さん
「今すごく脚光を浴びているが、傾向として数年前から(クマが)出ていたので、対応を早めにしていき、より地域の安心などに繋がるような対策・商品づくりができれば」
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