中国政府は、日本人に対する短期滞在時の「ビザ免除措置」を今月30日から再開すると発表しました。
中国政府は、これまで日本人などを対象に観光やビジネスなどでの15日以内の滞在に対し、ビザを免除していました。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を機に2020年3月から免除措置を停止しており、経済界などからは再開を求める声があがっていました。
中国外務省は会見で、「往来をさらに便利にするため、今月30日から来年の12月31日までビザ免除措置を試行する」と発表。観光やビジネスなどでの30日以内の滞在については、ビザが免除されるということです。
ビザ免除措置が再開することで、日本と中国の間の観光やビジネス往来が活発化することが期待されます。
また、中国政府は経済の低迷を打開するため、外国からの投資を積極的に受け入れる姿勢を示しており、今回の措置で日本からの投資や貿易を促進したい狙いがあるものとみられます。
中国政府はコロナ禍の収束後、ビザを免除する対象国を東南アジアやヨーロッパを中心におよそ30か国まで拡大していました。
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