アメリカ・ロサンゼルスで続いている山火事では、これまでに11人の死亡が確認されています。また、現地では火災に乗じた空き巣事件も起きていて、当局は一部地域に夜間外出禁止令を出しました。中継です。

外出禁止令はメディアにも適応されているため、現場から南に離れたサンタモニカからお伝えします。現場から離れていても、光を当てると、細かい灰が降っているということがわかります。

7日に発生したロサンゼルスの山火事では、きょう新たに死者が1人増え、合わせて11人となりました。安否不明者は他にも多数いるとされていて、死者が今後、さらに増えるおそれもあります。

建物の被害は住宅や学校を含むおよそ1万棟にのぼっている他、いまだ、およそ15万人に避難命令が出されています。

また、現場では火事に便乗し、高級住宅街の留守宅を狙った空き巣事件が起きていて、これまでに20人が逮捕されました。

現在は住民であっても自宅に戻れない状態となっているほか、10日からは一部地域で午後6時から翌朝6時まで、夜間外出禁止令が出されます。

避難している住民
「なんで空き巣などをするんでしょうか、悲しいです。そのせいで彼ら（当局）も私たちを信用できず、家に戻れません」

山火事の封じ込めには進展がみられますが、週明けには再び風が強まるとの予報もあり、消防が消化活動を急いでいます。

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