アメリカの半導体大手・エヌビディアの株価が27日に急落し、アメリカの企業として一日当たり過去最大となる92兆円ほどの時価総額が失われました。
ハイテク企業が多く上場するナスダック市場で27日、エヌビディアの株が大きく売られ、株価は先週末と比べ一時18%値下がりし、結局、16%の下落で取引を終えました。
現地メディアによりますと、エヌビディアの時価総額は6000億ドル近く、日本円でおよそ92兆円減少したということで、アメリカの企業として過去最大の減少額です。ナスダック市場の総合指数も先週末と比べ3%あまり下落しました。
市場を揺らしているのは、中国の新興企業「DeepSeeK」が開発したという生成AIです。
モデル開発にかかった費用がおよそ560万ドル=日本円で8億6000万円ほどと低コストであることが伝わり、巨額の資金を費やして開発を行っているアメリカのハイテク企業との競争がさらに激しくなるとの懸念から、売り注文が広がりました。
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