
アメリカがウクライナへの情報提供を一時停止して以降、ウクライナ軍が越境攻撃を行うロシア西部クルスク州でロシア軍が攻勢を強めていて、ウクライナ軍の作戦に影響が出ていると伝えられています。
アメリカの有力誌「タイム」は8日までに、ウクライナのゼレンスキー政権の関係者の話として、アメリカが情報提供を一時停止したことで「ロシア西部クルスク州でのウクライナ軍の作戦が最も影響を受けている」と伝えました。
ウクライナ軍がロシア国内を離陸するロシア軍の爆撃機などを察知することができず、空爆やミサイルの危険性を警告する時間が減ったとして「国民にとって非常に危険だ。至急、解除される必要がある」と危機感を示したということです。
また、西側諸国やウクライナの政府・軍関係者らの話として、アメリカの情報提供の一時停止がロシア軍の前線での進軍を後押しし、ここ数日で多くのウクライナ軍兵士が死亡していて、「数百人が死亡した」との証言を得たと伝えています。
イギリスのテレグラフ紙も7日、クルスク州でロシア軍がウクライナ軍の補給路を攻撃し、ウクライナ軍の兵士およそ1万人が包囲される危機にあると伝えました。
トランプ政権がウクライナへの情報提供を一時停止して以降、ロシア国防省が8日にクルスク州で3つの集落を奪還したと発表するなど、ロシア軍が攻勢を強めています。
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