
フィリピン政府は、中国と領有権を争う南シナ海の領海などを明確に規定した新たな海洋地図を発行する方針を明らかにしました。
フィリピン法務省の高官は13日の記者会見で、フィリピンの領海や排他的経済水域などを明確に規定した海図を発行する用意があると述べました。
マルコス大統領は去年11月、国連海洋法条約に則ってフィリピンの海洋権益を定義した「海域法」などの新たな法律に署名していて、新たな海図はこの新法に基づいて作成されるということです。
一方、南シナ海の領有権を争う中国は、フィリピンの新法の制定後、領海の根拠となる「領海基線」などを独自の解釈で定めた海図を公表しています。
フィリピンとしては、こうした中国の動きも念頭に、自国の正当性を国際社会に強くアピールする狙いがあります。
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