
イスラエル軍の攻撃が続くパレスチナ自治区ガザで、住民がイスラム組織ハマスに対する抗議デモを行い、数千人が参加したなどとAP通信が報じました。ガザでの戦闘開始以降、こうしたデモが行われるのは異例です。
AP通信は26日、ガザ北部の住民数千人がハマスに対する抗議デモを行ったなどと報じました。住民は「ハマスはガザから出て行け」などと声をあげて行進し、イスラエルとの戦闘を終わらせるよう求めたということです。
デモは25日にも行われていて、2日連続となりますが、おととし10月のイスラエルとハマスの戦闘開始以降、ガザでハマスに対する抗議デモが行われるのは異例です。
こうしたなかイスラエル軍は26日もガザへの攻撃を続け、中部では3度にわたるドローン攻撃で少なくとも13人が死亡しました。避難民が住むテントや、炊き出しが行われていた場所に対しての攻撃だったということです。
イスラエル軍が18日にガザへの攻撃を再開したことで事実上停戦が崩壊して以降、仲介国は再び停戦を実現できるようイスラエルと双方に働きかけていますが、いまのところ目立った進展はみられていません。
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