ミャンマーを震源とする大地震で、これまでにミャンマー国内では144人が死亡したと発表されたほか、タイでも高層ビルが崩壊して死傷者が出るなど、甚大な被害が発生しています。
大きな揺れで建物が崩れ、がれきの山と化したモスク。
ミャンマー中部マンダレー近郊で発生したマグニチュード7.7の大地震で、軍事政権は国内で144人の死亡が確認されたほか、732人が負傷したと明らかにしました。
通信状況が不安定な地域も多く、被害はさらに拡大するおそれがあります。
一方、建設中の高層ビルが崩壊するなど激しい揺れによる被害はタイの首都バンコクでも出ています。
記者
「タイ軍が大型の重機を崩壊現場に運び入れようとしています。中にはたくさんの救助隊員がいて、まだ捜索活動が続いています」
ビルが崩壊した現場では、作業員ら100人以上の安否が分からなくなり、夜を徹しての救助活動が行われました。
当局によりますと、この現場で5人の死亡が確認されたほか、別の地区でもクレーンの倒壊事故があり、1人が亡くなったということです。
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