ミャンマーで起きた大地震の犠牲者が大幅に増えました。軍事政権はこれまでに死者が1007人にのぼると発表していて、日本人2人も負傷しています。ミャンマーから中継です。
震源地に近い中部マンダレーや首都ネピドーにある空港は地震の影響で閉鎖されていまして、私たちはきょう、最大都市ヤンゴンの空港から入国しました。
ヤンゴンの周辺は、被害はほとんどありませんが、この先のネピドーにつながる幹線道路を走っていくと、いたるところで損壊がみられるということです。
きのう発生したマグニチュード7.7の大地震について、軍事政権はきょう、全国で1007人が死亡したほか、2389人が負傷したと発表、犠牲者の数は一気に膨れ上がりました。
また、現地の日本大使館は、“マンダレー在住の日本人2人が負傷して、病院で手当てを受けた”と明らかにしています。
地震から一夜明け、ロシアや中国、アメリカなどから、救助・医療の支援部隊を被災地に派遣する動きも相次いでいます。
一方、タイの首都バンコクで建設中の高層ビルが崩壊した現場では、これまでに8人が死亡したほか、8人が負傷しました。また、依然として作業員ら79人と連絡が取れていないということです。
日本人観光客
「(きのうは)渋滞していて全然動かなくて、1時間くらいタクシーの中にいて、大渋滞でした」
ミャンマーの震源地の周辺は、4年前の軍事クーデター以降、内戦状態で混乱が続いている地域でもあり、被害の全容把握や人道支援は困難になっています。
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