
スウェーデンの自動車メーカー、ボルボ・カーは、世界の全従業員のおよそ7%に相当する、およそ3000人のリストラを行うと発表しました。
ボルボ・カーは26日、▼スウェーデンで働く事務職の1200人や、▼コンサルタント1000人など、あわせておよそ3000人の従業員を削減すると発表しました。これは世界の全従業員のおよそ7%に相当します。
アメリカのトランプ政権による関税強化に伴う市場の不確実性や、EV=電気自動車の販売不振から、大規模なリストラが必要と判断したとみられます。
サミュエルソンCEOは声明で、「自動車業界は試練の時を迎えている。困難な決断だが、より強固で回復力のあるボルボを築くうえで重要な一歩となる」としています。
ボルボ・カーは先月、業績改善に向けて人員削減などで180億クローナ=およそ2700億円のコスト削減計画を発表していました。
今回のリストラで最大15億クローナ=およそ225億円の追加コストを見込んでいるということです。
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