台湾の頼清徳総統はアメリカ・グアムの知事と面会し、「グアムは台米関係の重要なかけ橋だ」と述べ、中国が軍事的圧力を強めるなか、関係強化を呼びかけました。

頼清徳総統は27日、台湾を訪問しているグアムのレオンゲレロ知事と面会しました。2人の面会は、去年12月に頼総統が外遊の経由地としてグアムに立ち寄って以来です。

頼総統は「グアムは台湾とアメリカの協力を繋ぐ重要なかけ橋だ」と述べたうえで、「世界情勢やインド太平洋地域が急速に変化しても、力を合わせ、団結し、協力を深めていけば、平和と安定、繁栄を維持できる」として、台湾統一を訴える中国が軍事的圧力を強めるなか、関係強化を呼びかけ、改めてアメリカを重視する姿勢を示しました。

グアムのレオンゲレロ知事は「グアムと台湾が協力して、自由と民主主義を守り、双方の人々が豊かで平和な暮らしを実現できると確信している」と応じました。

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