
パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとの停戦案について、イスラム組織ハマスが修正を求めたことに対し、イスラエルは要求は受け入れがたいと反発しています。
ハマスは4日、ガザ地区での60日間の停戦案について、「仲介国に前向きに回答した」とし、実施に向けて「速やかに交渉を行う用意がある」としています。
イスラエルメディアによりますと、ハマス側はこれに加えて停戦案に修正を求めていて、▼ガザでの支援物資の配給についてアメリカが主導する財団を撤退させ、国連などによる実施に戻すことのほか、▼戦闘終結に向けた協議継続の保証、それに、▼イスラエル軍の部隊を一時停戦が実現した際の位置まで撤退させることなどを求めているということです。
イスラエルの首相府は5日夜、声明を発表し、「ハマスによる停戦案の修正要求はきのう夜、我々に伝えられた」とした上で、「イスラエルにとって受け入れがたいものだ」と反発しました。
その一方で、ネタニヤフ首相は停戦合意に向けた交渉提案を受け入れ、停戦案にもとづく人質返還のため接触を継続するよう指示したということです。
その上で、イスラエル首相府は交渉のための代表団を6日、仲介国のカタールに派遣することを明らかにしました。
イスラエル側がハマスの停戦案の修正要求に反発したことで、停戦合意に至るかは不透明な状況です。
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