E START

E START トップページ > 海外 > ニュース > ベネズエラ国連大使「戦争を望んでいない」 安保理にアメリカの違法性認定を訴え

ベネズエラ国連大使「戦争を望んでいない」 安保理にアメリカの違法性認定を訴え

海外
2025-10-17 09:21

南米ベネズエラ沖でアメリカ軍が「麻薬組織の密輸船だ」として攻撃を繰り返している問題で、ベネズエラの国連大使は安全保障理事会に対し、アメリカの攻撃の違法性を認定するよう求めました。


記者
「アメリカとの緊張が高まる中、ベネズエラの国連大使が報道陣の取材に応じます」


ベネズエラ モンカダ国連大使
「私たちは戦争を望んでいません。これはでっち上げられた紛争です。アメリカが一方的にエスカレートさせているのです」


ベネズエラのモンカダ国連大使は16日、ニューヨークの国連本部で報道陣の取材に応じ、アメリカの一連の攻撃について「ベネズエラの安全にとって最大の緊張を示している」と危機感を示しました。


トランプ大統領がCIA=中央情報局に対してベネズエラでの工作活動を許可したことについて、モンカダ大使は「目的はアメリカ政府の利益になる政治体制を樹立することにある」と主張。そのうえで、安全保障理事会に対し、アメリカの攻撃を調査して違法性を認定したうえで、ベネズエラの主権や領土が尊重されることを声明で発表するよう求めました。


ベネズエラ マドゥロ大統領
「戦争ではなく平和を。アメリカ国民の皆さん、お願いです」


これに先立ち、ベネズエラのマドゥロ大統領は15日、首都カラカスでの演説で、英語でこのように話し、アメリカ側にこれ以上過剰な行動に出ないよう訴えました。


【全文公開】“ラブホテル密会” 小川晶・前橋市長の謝罪会見【前編】「最初にホテルへ誘ったのはどちらから?」記者と小川晶市長の一問一答(9月24日夜)
見つかった娘(14)の遺体には「身を守れ」と父が願い伝えた“長袖・長ズボン”「1羽じゃかわいそう」中3・喜三翼音さんが家族に残した“生きた証”
「あんな微罪で死ぬことはないだろう…」逮捕直前にホテルで命を絶った新井将敬 衆院議員「この場に帰って来れないかもしれないけども、最後の言葉に嘘はありませんから」【平成事件史の舞台裏(28)】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ