クーデターを計画したなどとして有罪判決を受け自宅軟禁中だったブラジルのボルソナロ前大統領が、逃亡するおそれがあるとして警察に拘束されました。
AP通信などによりますと、ブラジル最高裁の判事は22日、自宅軟禁中のボルソナロ前大統領が、足首につけられていた監視装置を壊し逃亡するおそれがあるとして、予防的な逮捕を命じ、その後、警察が拘束しました。
判事はボルソナロ氏の家族が自宅付近で22日に集会を開くよう支持者に呼びかけていて、監視が弱まった隙に逃亡しようとした可能性があると指摘。逃亡先として、自宅から15分で行ける距離にあるアメリカ大使館を挙げています。
アメリカのトランプ大統領はボルソナロ氏への連帯を表明していて、裁判をめぐって「魔女狩り」などと非難していました。
ボルソナロ氏は9月、クーデターを計画した罪などで禁錮27年の判決を言い渡されましたが、健康状態の悪化を理由に、刑務所に収監せず、自宅軟禁を継続するよう求めていました。
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