旧統一教会のトップが初公判で起訴内容を否認しました。
旧統一教会トップで総裁の韓鶴子被告は教団の元幹部らと共謀し、尹錫悦前大統領の妻・金建希被告や尹氏の側近の国会議員に対し、不正に金品を提供したなどとされています。
きょうの初公判で、特別検察官は「宗教団体が不法資金の対価として政治権力を私有化する重大犯罪」としたうえで、「韓被告の承認なしで資金が動くことはない」などと主張しました。
一方、韓被告の弁護側は「元幹部の独断で、被告人は政教一致という言葉を使ったことがない」などと述べ、起訴内容を否認しました。
また、きょう行われる予定だった元幹部の証人尋問は、特別検察官により証人の変更が申請されたということです。
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