ウクライナのゼレンスキー大統領は和平計画をめぐってアメリカのウィットコフ特使らと電話で協議し、「真の平和に近づくための新たなアイデアについて話し合った」と明らかにしました。
ウクライナ大統領府は25日、ゼレンスキー大統領が、アメリカのウィットコフ特使とトランプ大統領の娘婿クシュナー氏と電話会談を行ったと発表しました。「特に『安全の保証』と経済発展に関する分野で具体的な進展があった」としています。
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「本当に良い会話で多くの詳細が語られた。良いアイデアがあり、それを話しあった」
ゼレンスキー大統領は「真の平和に近づくための形式、会談、タイミングについて新たなアイデアがある」と明らかにしました。
また、「ウメロフ国家安全保障・国防会議書記がアメリカのチームと協議を続ける」と話し、「繊細な問題に関してまだ作業が必要」で「今後数週間、忙しくなる」としています。
一方、ロシアのペスコフ大統領報道官は、アメリカ側と協議を行ったドミトリエフ大統領特別代表によるプーチン大統領への和平案についての報告内容について、「分析している」と述べました。
プーチン大統領の決定次第でアメリカとの接触を続けるとしていて、その判断が注目されます。
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