
アメリカのトランプ大統領はベネズエラがアメリカに対して最大5000万バレルの原油を引き渡すことで合意したと発表しました。
トランプ大統領は6日、SNSへの投稿でベネズエラがアメリカに対し、「制裁対象の3000万バレルから5000万バレル、高品質の原油を引き渡す」と発表しました。
「原油は市場価格で販売され、収益はアメリカ大統領である私が管理し、ベネズエラとアメリカの国民のために活用される」と説明しています。
また、トランプ氏はこの計画をただちに実行に移すよう、ライトエネルギー長官に指示したとしています。
ベネズエラではトランプ政権が去年12月にタンカーの出入りを防ぐため海上の「封鎖」を行ったことから、原油の在庫が積みあがった状態になっていました。
ベネズエラは世界最大の原油埋蔵量を誇りますが、その大半は中国に輸出されていて、トランプ氏はマドゥロ大統領の拘束後、ベネズエラの石油利権を獲得することに強い意欲を示しています。
ロイター通信は、トランプ政権がアメリカの石油会社の幹部との会合を今週中に行う予定だとも報道していて、老朽化しているベネズエラの石油インフラの立て直しなどに協力を求めるものとみられます。
また、ABCテレビは、トランプ政権がベネズエラのロドリゲス大統領代行に対し、▼中国、ロシア、イラン、キューバとの経済関係を断絶すること、▼石油の生産ではアメリカだけと協力し原油の販売でアメリカを優遇することを求めたと伝えています。
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