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10時間超!?オリンピック分散開催で“移動が大変”な現場 「免税の街」リビーニョの魅力も【Nスタ解説】

海外
2026-02-17 21:14

史上初の「分散開催」となったミラノ・コルティナオリンピック™。ミラノとコルティナ間は約250kmと、かなりの距離があります。取材するクルーや記者はどのような状況なのでしょうか。


【写真で見る】史上初の分散開催 ミラノとコルティナの距離は…


また、リビーニョがなぜ「免税の町」なのか、現地で取材しました。


オリンピック史上初の分散開催

高柳光希キャスター:
今回のミラノ・コルティナオリンピックは、史上初の分散開催ということで、大きく分けて4つの地域で競技が行われています。


▼ミラノではフィギュアスケートの「りくりゅうペア」が、ショートプログラム5位からの逆転での金メダルを獲得。


そして、▼プレダッツォで行われたスキージャンプ新種目の男子スーパーチーム。逆転の兆しがみえるも、悪天候による無念の競技打ち切りによって6位で競技を終えました。


▼コルティナではカーリング、▼リビーニョではアルペンスキーなどが行われています。


「移動が大変」ミラノ中央駅で「まずどれに乗る?」

高柳キャスター:
リビーニョとミラノ間は約140㎞で、東京~静岡市ほどの距離。また、ミラノとコルティナ間は約250㎞で、東京~名古屋ほどの距離となっています。


交通面もなかなか上手くいかず、時間がかかるということですが、現地を取材している日比さん、移動してみてどうでしたか?


日比キャスター:
私はミラノ中央駅の前に来ています。ミラノ中央駅は1日約30万人以上が利用するということです。大きな駅なので、時刻表のラインナップもものすごい数となっています。


取材のため、ミラノ中央駅からリビーニョまで、鉄道やバス、車を利用して移動しましたが、合わせて5時間半ほどかかりました。鉄道の数が多いので「どれに乗るのか」というのが第一関門でした。


リビーニョ近くのティラーノ駅までは約2時間40分ほど。そこから手配した車に乗って、ようやくアルプスの雪山の景色が広がってきました。


ただ、リビーニョからミラノに帰ってくるのが大変でした。バスを使いましたが、もちろん時間通りに来ることはなく、他のメディアと声を掛け合い、最終的には1人で旅行に来ていた大学生に助けてもらいました。


山→山の移動パターンでは“最短”約10時間半

日比キャスター:
リビーニョからミラノへの移動は「都市」から「山」への移動でしたが、「山」から「山」へというパターンもあります。


スノーボードなどの会場がある「リビーニョ」から、スキージャンプなどの会場がある「プレダッツォ」までは地図上では短く見えるのですが、山から山への移動となるため、一度ミラノに戻って、ぐるっと回って移動することになります。


最短でも約10時間半、実際には14時間ほどかかったという声もあります。


予定の1時間後に来たバスに乗車も…

高柳キャスター:
TBSからは他にも取材クルーが出ていると思いますが、他の記者もそういう状況なのですか?


日比キャスター:
その通りです。取材クルーの「移動エピソード」をいくつかご紹介します。


▼JNNロンドン支局・岡村支局長のケース。


乗車予定のバスが来たのは1時間後で、しかも、途中でバスを降ろされてしまいました。


どこに行けばいいか、どうすればいいかも分からない状況でひたすら待ち、バスが来る度に運転手にどこに行くか聞き、ようやく会場にたどり着いたといいます。30分で着く距離に、2時間かかったということです。


▼JNNパリ支局・仁熊支局長のパターン。


バス停に行くも係員はおらず、ポツーンと待ったそうです。


すると、何らかの関係者の団体が「バスはこっち!」と呼んでくれました。よく分からないながらも着いていき、雪が降る中でバスを約1時間待ちましたが、結局バスは来なかったということです。その後、何とか調べて、会場にたどり着いたといいます。


ただ、不便な場所にあるからこそ、行ってみると「お得なこと」があるんです。


リビーニョはどこでも免税店で“買い物天国”

日比麻音子キャスター
「リビーニョのショップに来ています。入口にはDUTY FREE(免税)と書かれています」


オリンピックオフィシャルグッズを取り扱うお店で、パーカーを見てみると…


日比麻音子キャスター
「ミラノや他の場所で買えば89ユーロ(=約1万6000円)ですが、リビーニョで買えば66ユーロ(=約1万2000円)。なんと23ユーロ=4000円くらい違います」


リビーニョでは、日本の消費税にあたる税金22%がかかりません。


街には250以上のショップがありますが、どこでも免税店、まさに買い物天国です。


実際の値段を見てみると、腕時計が約7000円、アクセサリーが約8000円お得に購入できます。


日比麻音子キャスター
「なぜリビーニョは免税なんですか?」


店員
「わからないけど…でも長い間免税だよ」


標高約1800mに位置するリビーニョ。かつては、-30℃という冬の寒さの中、電気や水道もない孤立した貧しい村でした。


そんな厳しい環境のもとで住民が生活していくための優遇措置として、20世紀初めに、国がリビーニョを「免税区域」としたんです。


店員
「全部が免税だからリビーニョにおいでよ」


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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