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【ワシントン銃撃事件】拘束された31歳の男「標的はトランプ政権の幹部」…銃撃10分前に自らを「連邦の暗殺者」と記し家族に送った犯行予告【news23】

海外
2026-04-28 13:27

トランプ大統領が出席する夕食会で起きた銃撃事件。逮捕された容疑者は事件前、政権幹部の殺害を予告するメモを家族に送っていたことが分かりました。容疑者は自らを“連邦の暗殺者”とし、政権幹部を役職の高い順に狙うと表明していました。


【写真を見る】恐怖と混乱に包まれた会場の様子


夕食会で銃撃、トランプ政権幹部の殺害予告

スカイニュース記者
「発砲があったようです…銃声のような音が確認されています。ホワイトハウス記者会の夕食会で、発砲があったようです」


記者は、テーブルの下から懸命に事態を伝えます。


そして、おそるおそる体を起こすと、同じように身をかがめステージにスマホを向ける記者たちがいました。


スカイニュース記者
「シークレットサービスらしき人物が、会場の中心へと進んでいきます」


25日、トランプ大統領が出席する夕食会で起きた銃撃事件。


壇上に着席していたバンス副大統領は、シークレットサービスに促され即座に避難します。


同じ壇上にいたトランプ大統領は誘導される際、一瞬よろめきますが、警護スタッフに支えられその場を離れました。


記者
「あなたこちらへ。伏せて!伏せて!伏せて床に!動かないで!」
「大丈夫よ、伝えなきゃ」


恐怖と混乱に包まれた会場で記者たちはスマホで状況を記録し続けます。


夕食会は、ホワイトハウス記者会が主催する恒例行事で、2000人以上が参加していたということです。


報道メディアを「フェイクニュース」と呼んでいるトランプ氏が夕食会に参加するのは、第1次政権も含めて初めてです。


選挙の演説中に銃撃を受けるなど、これまで何度も標的となったトランプ大統領。避難後、記者から問われると。


Q.なぜこのようなことが繰り返し起こるとお考えですか?


トランプ大統領
「最も多くのことを成し遂げ、大きな影響を与えた人物が、暗殺の標的になる」
「光栄に思うと言うのは気が引けるが、私は多くを成し遂げてきた」


シークレットサービスによると、銃撃があったのは、保安検査場付近。その場で、容疑者1人が拘束されました。


「親愛なる連邦の暗殺者」家族に犯行予告のメモ

アメリカメディアによりますと、拘束されたのはカリフォルニア州西部に住むコール・アレン容疑者です。


事件から一夜明けて、アレン容疑者の行動が、少しずつ分かってきました。


【アレン容疑者の行動・時系列】
事件数日前:列車でワシントンまで移動
前日(24日):夕食会が開催されたホテルに宿泊
当日(25日):武器などをバックに入れ、自室から階段で会場へ
事件10分前:犯行を予告するメモを家族に送信


「親愛なる連邦の暗殺者」。アレン容疑者は自らをこう名乗っていました。


【家族に送ったメモ】
・性的虐待の罪に問われたエプスタイン氏をめぐる問題
・カリブ海での麻薬船に関するアメリカ軍の対応
これらを念頭に「トランプ政権を批判」したとみられる記述があったということです。


標的については、「FBI長官を除く政権幹部」とし、役職の高い順から狙うと表明していたといいます。


捜査当局は容疑者の自宅を捜索。アメリカメディアは家族の話として、アレン容疑者が拳銃2丁と散弾銃1丁を購入し、実家に保管していたと伝えています。


容疑者の近隣住民
「近所に住む彼が容疑者だとは信じられない」


トランプ氏は事件の翌日(26日)も、積極的にメディアを通じて発言しました。


トランプ大統領
「男は病んでいた。彼の予告を読めばわかるが、キリスト教を憎んでいたのは確かだ」


トランプ大統領はアレン容疑者を批判しました。暴力に屈しない姿勢を示しつつも、「野党・民主党によるヘイトスピーチの方がずっと危険だ」と、分断を煽るかのような挑発的な発言も行っています。


1年間に1.5万件もの脅迫…アメリカ社会の憎悪と分断

小川彩佳キャスター:
2024年7月にも大統領選前の演説中にトランプ氏が銃撃されるという事件がありました。その光景を彷彿とさせます。


TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
アレン容疑者の行為は許されるものではないと思います。しかし、事件の底流にはアメリカ社会の憎悪と分断が見て取れます。


最近聞いた話では、アメリカの連邦議会の議員は上・下両院で535人いるのですが、そこに去年1年間で1万5000件もの脅迫があったというのです。


トランプ大統領自身も一部のメディアを国民の敵だと決めつけている。激しい言葉を浴びせています。それがエスカレートして暴力に繋がってるっていう構図が、今回の事件にも繋がっていると思います。私も長くアメリカの民主主義を見ていますが、今、アメリカの民主主義の根幹が揺らいでるように見えますね。


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<プロフィール>
星浩さん
TBSスペシャルコメンテーター
政治記者歴30年 福島県出身


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