UNRWA=国連パレスチナ難民救済事業機関のソンダース事務局長代理は、イスラエルが破壊したUNRWA施設の跡地に軍事施設を建設する計画を承認したことについて、「国連の特権に違反する」と非難しました。
ロイター通信によりますと、イスラエルは今年1月、占領地の東エルサレムにあるUNRWAの施設を破壊し、今月17日にはイスラエル政府がその跡地に軍の関連施設を建設する計画を承認しています。
UNRWAのソンダース事務局長は22日、都内で記者会見し、イスラエル側の措置を強く批判しました。
UNRWA クリスチャン・ソンダース事務局長代理
「言うまでもなく、これ(イスラエルの措置)は国連の特権や免除に対する重大な違反であり、この問題は最も高いレベルで対応されています」
ソンダース氏はガザ地区の状況について、いまもイスラエル軍による空爆が続き多数の死者が出ていて、市民らの生活状況は厳しいままだと訴えました。そのうえで、イスラム組織ハマスが武装解除することと、イスラエルが撤退することで合意することが必要だとしました。
また、UNRWAの財政状況が深刻だとして資金の援助を求めました。
イスラエルはハマスの奇襲攻撃にUNRWAの一部職員が関与したと主張。去年、国内でUNRWAの活動を禁止する法律を施行しています。
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