イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘が始まってから、きょうで3年。遠く離れたガザのために、日本から何ができるのか。その思いが、全長およそ170メートルの横断幕になりました。
東京・増上寺。階段を埋め尽くしたのは、色とりどりの毛糸で作られた横断幕です。1枚1枚、色も模様も違う小さなモチーフ。その数、およそ4600枚です。
ガザの人々を支援しようと開かれた「KNIT4GAZA」。モチーフをつなぎ合わせた横断幕は、全長およそ170メートルに及びました。
イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘が始まってから、きょうで3年。ガザ保健当局によりますと、この3年間で7万4200人以上が死亡しました。
去年10月、和平計画の第1段階として停戦が発効しましたが、イスラエル軍はいまもガザの半分以上を支配下に置き、攻撃を続けています。
そのガザからおよそ9000キロ離れた、東京・中野区。先月中旬、全国から届いたモチーフを一つの横断幕につなぐ会が開かれました。
実行委員の松田さんは、そのきっかけをこう話します。
『KNIT4GAZA』実行委員 松田純子さん
「直接、支援を届けたいけど、届けられないという状況で、思いをもんもんとしている人たちがすごく多かったので、思いを伝えるアクションができないかなと」
去年の末に始まった、このプロジェクト。「何かしたい」という思いは口コミで全国へ広がり、横断幕のモチーフやチャリティーバザーの商品を寄せた人は500人以上にのぼりました。
そして迎えた、イベント当日。参加者は、このプロジェクトをきっかけに仲間の輪が広がったといいます。
『KNIT4GAZA』参加者
「声をかけたら、皆さん『やろうやろう』と。300何枚(編んで)、11.6メートル。楽しい雰囲気で、毎回、集まるのが本当に楽しかったです」
また、バザーではセーターやマフラーなどおよそ1200点が並びました。
『KNIT4GAZA』参加者
「物資がちゃんと届かない現状があるので、お金という形にはなりますけど、ちゃんと支援になればいいな」
購入した人は…
「これかわいいですよね。(Q.横断幕は見たか)素敵です。でも、これは売ってないんですって。(Q.もし、買えるなら買いたい?)買いたいです」
売上金は、支援団体を通じて、全額、ガザへの支援に充てられます。
直接、支援を届けることが難しくても、何かできることはないか。遠く離れた日本でガザの人々を思う輪が広がっています。
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