アメリカの軍事作戦によって拘束され麻薬密輸などの罪に問われているベネズエラのマドゥロ大統領について、ニューヨークの連邦検察は新たに拷問を共謀した罪で追起訴したと発表しました。
ニューヨーク南部地区連邦検事
「マドゥロと妻のフローレス、そして側近の高官たちは、ベネズエラで権力を維持するため、拷問を組織的に行っていました」
検察は8日、マドゥロ大統領と妻が政権を維持するため反体制派やアメリカ人などを拘束し軍などを使って拷問を行ったとして追起訴したと発表しました。
起訴状によりますと、2022年にはマドゥロ大統領の暗殺を企てたとするアメリカ人を拘束し、ベネズエラ軍の関係者が腕や性器に電気ショックを加えるなどの拷問を行ったということです。マドゥロ大統領は高官が考えた拷問の方法を承認したうえで、実行した拷問の内容について報告を受けていたとしています。
マドゥロ大統領と妻は今年1月にトランプ政権が実施した軍事作戦により拘束。麻薬組織と共謀してコカインを密輸したなどすでに4つの罪に問われていて、来年6月に初公判が開かれる予定です。
マドゥロ大統領の妻は健康上の理由から治療が必要として釈放を求めましたが、連邦地裁は8日、これを棄却しました。
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