
アメリカの中間選挙で与党・共和党が大敗したことを受け、連邦議会では政府閉鎖の回避などを目指し、予算成立をめぐる駆け引きが激しさを増す見通しです。
アメリカの政府機関の運営資金は現在、来月11日までのつなぎ予算で賄われていて、それまでに本予算が成立しなければ、政府閉鎖に陥るおそれがあります。
来年1月に発足する新議会では、予算の成立のため上下両院で多数派を奪還した民主党の協力が不可欠ですが、民主党はトランプ政権の厳しい移民取り締まりや国防費の拡大を批判していて、医療や教育などの予算確保も求めるものとみられます。
これに対し、トランプ大統領は大統領権限である拒否権を「連発する」などと述べ、対決姿勢をとることをほのめかしています。また、来年にも連邦政府の債務が法律の定める上限に達するとみられるなか、デフォルト=債務不履行を回避するためには、上限を引き上げてでも合意する必要があり、議会と政権の駆け引きが激化するとみられます。
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