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なぜ今?「ベーグル専門店」拡大中…行列店で探る人気のワケ【THE TIME,】

経済
2025-05-23 08:00

専門店が登場して約30年になる「ベーグル」。その人気が最盛期を迎え、全国各地に専門店が続々とオープン。しかしなぜ今なのか。


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「バナナ酵母」で独自のしっとり感

1月にオープンし連日行列のできる人気店『BAGEL FACTORY』(東京・墨田区)。


約20種類あるベーグルの一番の特徴は“生地”。
一般的なベーグルは、リンゴやレーズンなどの酵母を使いますが、この店では“バナナ酵母”「爽やかな香り」&「独自のしっとり感」が生み出せるといいます。


一番人気は、青ネギクリームチーズやスモークサーモン、トマト、スライスオニオン、ケッパーなどを贅沢にサンドした「スモークサーモンのロックス」(1058円)です。


THE TIME,マーケティング部 山根千佳部員:
「生地がとにかくモチモチ。プリップリのサーモンが燻製されていて、青ネギの入ったクリームチーズとの相性が抜群」


今の「ライフスタイル」に合うベーグル

そんなベーグルの魅力をお客さんに聞いてみると…
「油を使っていないと聞くのでダイエットの時も食べられる」(20代女性)
「パンにしてはヘルシーなところと、冷凍もできるので」(40代女性)
「今日は7個買った。冷凍しても美味しかったのでちょっと多めに」(50代女性)


【ベーグル人気の理由~その1】冷凍保存しても味が落ちない


1度茹で上げていることもあり2週間程度であれば「冷凍しても美味しく食べられる」ベーグルは、コロナ禍を経て自宅時間が増えた今のライフスタイルにぴったり。
さらに【健康志向の高まり】からヘルシーさが再注目され、専門店の増加に繋がっているのです。


ボリューム&バリエーションで「お米感覚」

3月にオープンした『CHEERS BAGEL』(東京・武蔵小金井)も行列ができる人気店。


バーガー系にスイーツ系など50種類以上のラインナップの中、一番人気はホワイトチョコと2種のミルクチョコを使用したチョコたっぷりの「3チョコレート」(350円)。


生地には、国産小麦だけではなく“米粉”もブレンド。“あえて茹でずに焼き上げる”ことで、独自のモッチモチ食感が生まれるといいます。


「甘い味とかしょっぱい味とか色んなのがあって、具にもこだわっていて飽きない」(30代女性)
「具が沢山ギュッと詰まっていて、食べ応えがすごくあっておいしい」(30代男性)


1日約1500個売れるとのことですが、現在のベーグル人気について聞いてみると…


マネージャー・高橋義和さん:
「食べやすいし、いろいろなバリエーションがあってボリュームもあるので、お米感覚でなんでも合うのかなと」


【ベーグル人気の理由~その2】
コメ高騰の中、腹持ちが良くどんな食材にも合うので時間を選ばずに食べられる


「3回目でやっと買えた」パティシエのベーグル

2024年11月にオープンした『Gris bagel』(東京・参宮橋)は、洋菓子のパティシエが手がけるベーグル専門店です。


「ダブルキャラメルマキアートのベーグル。3回来ていつも売り切れで今日やっと買えた」(40代女性)


元々は、ケーキ店でベーグルを不定期で販売していましたが、人気の高まりから専門店をオープン。パティシエの強みを生かし、北海道産の小麦やフランス産の高級チョコレートなど、使用する材料は“スイーツと同じ”もの。


一番人気は、たっぷりのピスタチオクリームにナッツのキャラメリゼを散らしてサンドした「ピスタチオクリーム」(560円)です。


山根部員:
「むぎゅっと弾力がすごくあります。ピスタチオのクリームも大人な甘さでベーグルとの相性抜群です」


他にもツナメルトや明太子などの総菜系を含め15種類以上を販売していますが、こうした【組合せ&食べ方の豊富なバリエーション】もベーグル人気の理由のようです。


パティシエ・中島理恵さん:
「組み合わせる味だったり、トーストしたりすることで結構幅が広がるというか。自分の好きな食べ方や組み合わせを見つけるというのも、ハマる理由かもしれない」


韓国・ソウルの人気店が初上陸

さらに『eun bakery』(東京・下高井戸)は、韓国・ソウルの人気ベーグル店が2024年12月に日本に初上陸。


実は今、韓国でもベーグルブームとのことですが「韓国ベーグル」の一番の特徴は、“もちもち&ふかふか”


一番人気は、一日数量限定販売の「ガーリック クリームチーズベーグル」(650円)です。


「中のクリームチーズの甘さがあって、ガーリックがすごくしょっぱくて甘じょっぱい感じでおいしい」(20代女性)


拡大する「ベーグル専門店」。今後も新しい食べ方やバリエーションに出会えそうです。


(THE TIME,2025年5月20日放送より)


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