若者のおせち離れ。百貨店もあの手この手です。
「おせち離れ」どう食い止める?
早くも始まっている2026年お正月の「おせち商戦」。
こちらは、重箱まるごと蟹づくし。贅沢な食材がふんだんに詰まっています。
最近のおせちは、昆布巻きやブリといった昔ながらの定番食材があまり見当たらない点が特徴です。
高島屋 おせち担当バイヤー 天笠亜佑子さん
「若い方を中心に“おせち離れ”と言われているので、若い方にも楽しんでもらえるような、『肉』『かに』というわかりやすくご馳走らしいもの、テンションが上がるものをたくさん用意しています」
昔のおせちといえば、家で作るもの。数の子などの食材を求めて、デパートは大賑わいでした。
それが徐々に「買うもの」へと変化し、2000年代に入ると「百貨店おせち」が定着しました。
しかし、令和の若い世代は…
「あまり食べないです。入っているものが分からない」
「エビが入っているよ」
「お金持ちが食べるイメージ」
「お上品」
若者のおせち離れ、あの手この手の工夫が求められそうです。
“推し活おせち”で食い止めに貢献なるか
井上貴博キャスター:
2025年に新たに販売されたのが、「ハイキュー!!おせち2026(2万6400円)」なんですが、キャラクターの好物がふんだんに入っていて、各高校をイメージしたデザインになっており、重箱自体もオリジナルとなっています。
また、オリジナルの風呂敷やアクリルパネルなども中に入っているそうです。
販売担当者に伺うと、「受注量が予測の2倍、想像をはるかに超えている。20代~30代女性が多い。『おせち離れ』食い止めに貢献したい」と話していました。
・エアコン「1℃下げる」OR「風量を強にする」どっちが節電?「除湿」はいつ使う?賢いエアコンの使い方【ひるおび】
・スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
・「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】