
ホンダがメキシコでの自動車生産を停止していたことがわかりました。中国資本の半導体企業をめぐるオランダと中国の対立が影響しているとみられます。
ホンダによりますと、生産を停止したのは、メキシコ中部にある「セラヤ工場」です。現地時間の28日から生産を止めていて、再開のめどが立っていないということです。
中国資本の半導体メーカー「ネクスペリア」をめぐるオランダと中国の対立により、半導体の供給が滞っていることが背景にあるとみられます。
この問題で、日本の自動車メーカーに生産停止の影響が出るのは初めてです。
一方、同じくメキシコに工場をもつ日産自動車は「世界生産への影響は出ていない」としていますが、今後、部品の供給次第では影響が広がる可能性もあるとしています。
ネクスペリアの半導体は自動車から家電まで幅広く使われていて、自動車業界の団体も「世界的な生産に深刻な影響を及ぼす」と警戒しています。
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