
今年上半期の企業の倒産件数は2年連続で5000件を超えました。中でも、物価高による倒産は、過去最多となりました。
帝国データバンクによりますとことし1月から6月までの全国の企業の倒産件数は前の年から332件増え、5335件でした。2年連続の5000件超えです。
特に目立ったのは物価高を要因とする倒産です。
「物価高倒産」は556件にのぼり2018年の集計開始以来初めて500件を超えました。
中東情勢の悪化にともなう原油価格の高騰や、円安の進行などが企業の経営を圧迫しました。
中東をめぐっては停戦協議が進むなど緊張は和らぐ方向ですが、帝国データバンクは「石油の精製や流通量が正常化するまでは時間を要する」としています。
また、きょうも1ドル=162円を超える歴史的な円安水準となるなか輸入する物の価格上昇が続くことが予想されます。
帝国データバンクは「インフレ経済への移行とさまざまなコストの上昇、人手不足、消費者の節約志向などを背景に、年後半も倒産の増加傾向が続くものとみられる」との見通しを示しています。
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