
アメリカの中間選挙の結果が、日米のマーケットを揺さぶっています。きょうの株価は、歴代3位となる3643円の急落となり、6万円を割り込んで取引を終えました。
記者
「画面全体が緑色で埋め尽くされており、ほぼ全面安の展開となっています」
一足早いブラックフライデーとなったきょう。東京株式市場は「売りが売りを呼ぶ」展開となりました。株価は取引開始直後に6万円を割り込むと、その後も下げ止まらず。
証券会社でも。
担当者
「半導体メインの銘柄ではストップ安するところが出てくると思います」
「嵐が過ぎ去るのを待っていただければ」
午前中、4300円以上値下がりする場面もあり、結局、5万7434円できょうの取引を終えました。前日からの下げ幅は3643円。過去3番目の大きさです。
記者
「急落の背景にあるのは、中間選挙の結果を受けたAI投資減速の懸念の高まりです」
5日のニューヨーク市場では、IT関連の多いナスダック株価指数が5%以上下落するなど、主要3指数が大幅に値下がりしました。
アメリカ トランプ大統領
「我々は大きな成功を収めた。株式市場は史上最高値を91回も更新した」
きのう、こう述べていたトランプ大統領ですが、SNSには「選挙結果を受けて、株式市場は史上最悪の暴落の一つに見舞われた」と投稿。
もともとアメリカの中間選挙の前からくすぶっていた「AI投資」への先行き不安。民主党の大勝によってAIやデータセンターへの規制強化が進むのではないか。こうした投資家の不安が一気に吹き出し、日米同時株安の様相を呈しています。
松井証券 窪田朋一郎 チーフマーケットアナリスト
「データセンターが本当に減速すると、経済が減速し、その他の銘柄に対しても悪影響与えるという見方が広がった」
はたして“AIブーム”は失速するのか。
松井証券 窪田朋一郎 チーフマーケットアナリスト
「データセンター規制が具体化してくると、転換点になる可能性はある。来週から米国の(AI大手)アンソロピック上場のロードショー(説明会)が始まるが、なかなかうまくいかず延期等になると、改めてデータセンターに対する警戒感が広がる可能性も」
AI・半導体の“期待感”でもってきた相場が逆風の中でも維持されるのか、見極めが難しい局面にさしかかっています。
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