【TODAY’S SWEETS】若葉蔭【とらや】
2019-07-19 14:50:18
《おいしさパラメーター》
[甘さ]
★★★☆☆
寒天とお砂糖で作られた琥珀と白あんの、
優しくもしっかりとした甘さ。
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[ボリューム]
★★☆☆☆
手のひらサイズの琥珀羹(こはくかん)は
3~4口で食べれる可愛らしいボリュームで、
お茶請けにぴったり
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[食べやすさ]
★★★★☆
付属の和菓子切で簡単に切ることができ、食べやすい!
ただ、琥珀の中で泳ぐ金魚が可愛すぎて切れない…という
食べにくさはあります…
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[入手難易度]
★★☆☆☆
関東・近畿地方の「とらや」にて7月31日までの期間限定で販売中!
あと2週間ちょっとで販売終了なので、
気になる方はお早めにゲットを!!
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《情報》
¥480 +tax
今日紹介するのは、
室町時代に京都で創業された歴史ある和菓子屋「とらや」から、夏だけのお楽しみとして7月上旬~7月31日までの期間限定で販売されている琥珀羹、『若葉蔭(わかばかげ)』です。
澄み渡った水中のような琥珀羹(寒天を砂糖や水飴で味付けし冷やし固めたもの)の中を、白あんで作られた更紗模様の金魚が優雅に泳ぐ『若葉陰』は、見た目も美しく涼やかなことから夏の風物詩としても楽しまれています。
名前の由来は、水面に浮かぶ青葉の蔭を金魚が泳ぐさまを表していることから。
名前も涼しげかつ小粋なこの和菓子、お味のほうもつるんとした喉ごしと甘さで、夏を楽しむスイーツとしてパーフェクトなんです…!
透明な琥珀はほどよい固さで歯ごたえもあり、甘さも結構しっかりしています。
これは冷やすことで甘さがすこし控えめになり、冷たさが喉をつるんと通り過ぎて、「涼」を楽しめるちょうどよいバランスのお味になるのです。
金魚や水面に浮かぶ青葉は白あん製。
コクもありながら品のある甘さで、口の中ですっと溶けていきます。
寒天にはない滑らかな舌触りもプラスされ、食感や味をさらに楽しくしてくれます。
と、このようにパーフェクトなスイーツなんですが、唯一の欠点が。
それは、目や尻尾、模様まで綺麗に作り込まれた金魚の姿が可愛すぎて、刃をいれるのをためらってしまうこと…!
しかしこの金魚もとっても美味しいので、一思いに食べてしまうのがオススメです。
冷たいつるんっとした歯ごたえと喉越し、見た目の涼やかさは、夏スイーツならではの楽しみかもしれません。
和菓子でできた金魚で涼をとりながら、暑さで疲れた体を癒してみてはいかがでしょうか?
情報提供元: カバーガールTV