社員が満足して働ける環境を作る。ZEIN株式会社・志賀野寛彦氏が考える会社の経営方針とは
2020-12-02 14:00:46
テンカイズα。この番組は、TBSラジオで放送中「テンカイズ」の番組内だけでは紹介しきれないアツイ人たちをYouTube限定で紹介していく番組。様々な業界で活躍する人に迫ります.
今回のゲストは、ITコンサルティングを中心にテクノロジーを使って世の中の企業の課題を解決していく、ZEIN株式会社CEOの志賀野寛彦(しがの ともひこ)さんです。
宇賀なつみアナウンサー(以下、宇賀):「具体的にどのようなものを作っているんですか?」
志賀野さん(以下、志賀野):「例えば、二年前ぐらいから業務効率化とか、働き方改革といったキーワードが改めてフォーカスされてきていて、その時に業務を自動化するツールというものが世の中に出始めたんですね。それをいろんなお客様、いわゆる大企業とかだけじゃなくて、中小企業だったり地方の会社さんだったりとか、ITに簡単に投資できない会社さんでも、使ってもらえるようなサービスを世の中に出していこうと、自分たちのプロダクトとして開発をしています。」
宇賀:「まさに今年(仕事の依頼は)増えましたか?」
志賀野:「増えましたね。というか、これからかなと。withコロナという所に向けて我々としてもできることをもっと増やしていきたいなと。」
宇賀:「お仕事をするうえで大切にしている事ってなんですか?」
志賀野:「各会社さんの課題を解決して成功したりとか、その会社さんが成長するっていうことをしっかりとやりきるのが第一なんですけど、それをやるのは我々の会社の社員の力にかかっている所があるので、社員を育成したり、社員が満足して働けるような環境を作ったりとか、そういった所に力を入れてやっています。」
宇賀:「でもそれって、人数が増えれば増えるほど一人一人と向き合っていくのが難しくなると思うんですけど。」
志賀野:「そうですね。我々も一人ではなくて、社員が何人か集まってチームで仕事をこなしているんですけど、チームで動くことで元々いた社員が持っている考え方とかマインドを仕事を通じて広めていく。そういうやり方で維持しようとしています。」
宇賀:「先ほどwithコロナという言葉も出ましたけど、今からの時代に一緒に働きたいと思う人はどういう人ですか?」
志賀野:「色々なものが多様性を持っているというか、多様化してきていると思うんですよね。社員の興味というのも色々な方向に向いていくと思うんですよ。そのためには新しいサービスを展開していって、社員がやってみたい仕事を増やしていく。後はコンサルティング以外で新しい事業を作っていって、社員が興味を持ったりとかモチベーションが上がったりとか、そういう機会を作るのが重要かなと思っています。」
宇賀:「そのITではない新規事業っていうのは、例えば?」
志賀野:「例えば、今年の夏にピラティスのスタジオをオープンさせました。多角化の第1歩となるサブスクリプションモデルの新規事業というだけでなく、会社として、社員の健康や免疫力を高めていく事を意識した事業という意味でフィットネスビジネスを立ち上げました。」
宇賀:「ピラティスやりますっていうふうになった時の社員のみなさんの反応は?」
志賀野:「会社として今後成長していくためには、社員一人一人が納得をして自分の仕事とかできる事を広げていくことが重要になるので、そのためにも新しい事業にどんどん取り組むよっていうのは、日々言っている話なんですよ。なので、突拍子もないというよりは、ついにこういうのが来たかっていう、多分そんな反応だったと思います。」
宇賀:「志賀野さんの今後の展開を教えてください。」
志賀野:「会社全体、言い換えると社員が面白いと思える事業を増やして、その事業にどんどん社員に入ってきてもらって、多角化した事業の社長を各社員にやってもらいたい。ZEINという会社のグループとして大きく成長できればいいと思っています。」
宇賀:「本日のゲストは常に挑戦を続ける志賀野寛彦さんでした。ありがとうございました。」
テンカイズ
TBSラジオで毎週水曜日よる9時から放送中。
FM905、AM 954、TBSラジオも視聴可能
テンカイズ公式ページ:https://www.tbsradio.jp/488165
Twitter:@TBS_TENKAIZU
ZEIN株式会社
http://zein.jp/
代表取締役CEO志賀野寛彦
ZEIN株式会社は多様化するクライアントのニーズに、コンサルタント・エンジニアの垣根を超えた人材が業務・ITの両面から応え、ビジネス拡大をサポ
情報提供元: マガジンサミット