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【千葉県流山市】全長約2km、総延床面積90万㎡超の大規模物流施設「ALFALINK流山」という“街”の実態

2021-11-28 15:00:47

人口増加率5年連続県内1位となっている千葉県流山市。物流不動産とその他関連テクノロジーに携わる日本GLP株式会社(東京都港区:帖佐義之代表取締役社長)は、多くの人から選ばれている流山市に日本最大級の多機能型物流施設「ALFALINK(アルファリンク)流山」を手掛けています。

全8棟からなる同施設。2021年9月から施設内にある区画「流山8」への入居が可能となり、11月19日には街びらきイベントが開催されました。

「ALFALINK流山」は全長約2km、総延床面積90万㎡超という大規模な物流施設です。セレモニーに参加した帖佐社長は「サプライチェーンの全行程が統合可能な大規模物流施設。一方、アルファリンクというブランドは地域に開かれた“街”でもある。物流施設が街びらきイベントを行うというのは、おそらく初めてのことではないか」と語りました。

このほどオープンした「流山8」はカフェ、食堂、ワーキングスペース、共有公園、会議室、シャワールームなどを完備。施設内で働く人たちだけでなく、多くの住民が楽しめる機能を備えています。他区画にはコンビニや託児所があり、施設内外は散歩コースとして活用可。「地域に溶け込んだ街」と呼べる物流施設でしょう。

流山市と10項目の連携協定を締結

トークセッションでは帖佐社長に加え、井崎義治流山市長と千葉大学予防医学センター特任准教授で空間デザインなどに精通している原裕介氏が登壇。井崎市長は「緑が豊かで、健康的な生活を実現させる空間。すでにたくさんの市民が施設内を歩いており、大変ありがたい場所となっている」と述べました。

原氏は「昨今、健康面から都市を評価する“ウェルビルディング・スタンダード”が注目されている」とし「大きな建物の外側を開放し自由に歩けるようにしたことで、地域全体の身体機能向上に寄与できるのではないか」と話しました。また「健康寿命を延ばすには“交流”が大事。アルファリンク流山は多世代が交流できる仕組みになっている」と、予防医学の観点から評価していました。

日本GLPはアルファリンク流山の街びらきとともに、流山市と地域活性化に関する包括連携協定を締結。「防災・災害対策」、「産業振興」、「コミュニティ・市民協働」、「教育振興」、「健康づくり」、「生涯学習の提供」、「スポーツ振興」、「観光振興」、「市政情報の発信」、「その他市民サービスの向上」という10項目が盛り込まれており、防災イベント、ランニングイベント、小中学校の職場見学や職業体験など多岐にわたる活用が見込まれています。

企業誘致による雇用の促進にも尽力。アルファリンク流山において5,000人ほどの雇用を予想しており、ますます流山市は盛り上がりを見せそうです。

情報提供元: マガジンサミット

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