ビーフ、ポーク、チキンがたっぷりはいった 極上欧風カレーとは!?
2020-01-01 12:00:00
この記事に出てくるメニューの金額
- ミートミックスカレー 1,550円(税抜)
元祖欧風カレー店出身のシェフによる逸品
ヘルシーな野菜は美容にもいいし、ちょっと奮発して買うスイーツはいつもわたしを笑顔にしてくれる。
でも実は旨みたっぷりのジューシーなビーフもポークもチキンもぜ~んぶ大好き。
そんな欲張りな乙女ゴコロを満たしてくれる、3種類のお肉がリッチに入った欧風カレーをご紹介します。
インドからヨーロッパに渡ったあと、日本で生み出された「欧風カレー」。
その名付け役となったお店が神保町の「ボンディ」であることは、カレー愛好家の間では基本中の「き」と言っても過言ではない大原則です。
その老舗店で修業を重ねたシェフが、独立して開店した「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」。
ここでは元祖の味を継ぐ、本物の欧風カレーを味わえます。
究極!ビーフとポークとチキン全部入り!
お肉からシーフードまで、欧風カレーのメニューは全10種類ほどと、さすが名店のラインナップ。
「どれにしようか迷っちゃう…」そんなときは、ビーフとポークとチキンの3種類を一度に堪能できる「ミートミックスカレー」はいかが?
本来は牛肉、豚肉、鶏肉をミックスすると、旨味の量は増しますがお互いの良さを打ち消す作用が生まれ、単品の肉を使用したときよりも、魅力に欠ける料理になりがちです。
しかしながら、この店のシェフはその壁を乗り越え、牛肉、豚肉、鶏肉すべての旨味を引き出し、旨味をケンカさせないことに成功。
その凄さ、実際に食べてみればわかります。
牛肉は強いコク、豚肉は深い甘味、鶏肉はコクと甘味を兼ね備えた旨味。
そしてスパイシーなカレーがそれらの美味しさを引き立てる。
全員が適材適所、しっかり無駄がないコンビネーションプレイ。
甘口、中辛、辛口から好みを選べるルーは、トロトロというよりはさらさら系。
複数種のスパイスによる刺激と奥深い旨みに、一皿に込める名店の本気がうかがえます。
銀に輝くヨーロピアンなポットでルーが出てくるのも、わくわくポイントです。
バターがとろける熱々のじゃがいもも至福
またこのお店のもう一つのお楽しみといえば、メニュー注文後に運ばれる、付け合わせのじゃがいも。
ころんと手のひらほどの大きさの皮付きじゃがいもは、ホクッとやわらか。
バターをひとかけのせるとすぐ溶けてしまうほど、温かな状態で出てくるのもうれしいですね。
ふだん家で手作りするカレーにはない"スペシャル感"も魅力の欧風カレー。
ぜひ次の休日のランチに足を運んでみてください。
それぞれにファンがいる
ちなみに現在、「ボンディ」で修業をしたシェフたちが、あらゆる場所で新しいカレー屋を営業しています。
「プティフ・ア・ラ・カンパーニュ」もそのひとつですが、元祖が「ボンディ」というだけであって「ボンディが一番美味しい」ということは断言できません。
それぞれに個性があり、それぞれにファンがいて、それぞれの人によって「一番美味しい」が違うのです。
何が言いたいのかといえば、ボンディから始まったカレーの歴史を紐解くべく、ボンディ由来のカレー屋巡りをしてみてはいかが? ということが言いたいのです。
カレー好きの旦那様と一緒に行くもよし、女子のおひとり様も多いので、一人で気ままに行くもよし、居心地が良い店ばかりなので、きっと楽しいカレー探訪になると思いますよ。
- 店名
- プティフ・ア・ラ・カンパーニュ
- 住所
- 東京都千代田区一番町8-13 日興ロイヤルパレス一番町 1F
- 営業時間
- 11:30~21:30
- 定休日
- 日曜、祭日、年末年始
<記者プロフィール> 日本のみならず、全世界の「おいしいもの」を求めて食べ歩くグルメ担当記者。実際にお店に出向いて食べ、撮影した料理しか記事にしないのがポリシー。美味しかった料理、興味深かった料理、心に残った料理しか記事にしないため、記者としてコスパがとことん悪いのが難点。
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情報提供元: michill (ミチル)