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あなたの疲れ、実は「クセ疲労」かも?足組み、頬杖など無意識習慣の危険性

2025-03-18 09:00:48

リクルートが運営するヘアサロン・リラク&ビューティーサロンの検索・予約サービス「ホットペッパービューティー」は、全国20歳~49歳の男女1,000人を対象に「疲労」に関する調査を実施。その結果を通して、無意識にやりがちな行動が深刻な疲労につながる「クセ疲労」に警鐘を鳴らしています。

調査には、神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科特命教授で日本疲労学会理事長を務める渡辺恭良教授が協力。渡辺教授が作成した疲労度を自己診断できるチェック表に今回の調査結果を当てはめて集計したところ、半数以上となる53.7%がケアを検討するべき疲労度の「危険ゾーン」に該当することが判明しました。

また、危険ゾーンに該当しながら、自分自身を「健康的だと思う」「やや健康的だと思う」と回答した人が52.7%に上り、疲労度が危険な状態にありながら実感できていない人が半数以上いることが分かりました。

■今と昔では疲れ方が違う?

時代とともに疲れ方も変化しているようで、30代・40代の人に20代のころと今を比較して疲れ方に違いを感じるか質問したところ、40代は78.1%が「大きく違う」「多少違う」と回答。30代も66.8%が「大きく違う」「多少違う」と答えました。

具体的にどんな違いがあるか聞いたところ、どちらの年代も「昔は休めば回復したが、今は疲れが取れにくい」が最も高く30代で49.3%、40代で59.0%。次いで「今は頭や目が疲れることが多い」が、30代で40.4%、40代で48.7%となりました。加齢による疲れの取れにくさに加え、近年では生活や業務のデジタル化、仕事の複雑化などにより、頭や目を酷使する場面が増えたことが影響している可能性があるようです。

■「クセ疲労」の危険性

疲労がたまっている人が多いにもかかわらず、疲労度チェックで危険ゾーンに該当しながら、週に数回以上セルフケアを行っているという人は約2割しかいませんでした。疲労の解消には日々のケアや疲労に対する正しい認識が必要です。

渡辺教授は「日頃、習慣的に何げなく足を組む、片足に重心を乗せて立つ、頬づえをつくなどの行為をしていないでしょうか。同じ姿勢で長時間過ごしたり、姿勢をゆがませたりするのは、ついクセでやってしまいがちですが、これらの行動は自律神経系の乱れや血管を圧迫し血行不良につながるため、疲労がたまりやすくなるのです」と、日常のクセが疲れにつながる「クセ疲労」の危険性を訴えています。

実際、仕事中についやってしまう行動を聞いたところ、「同じ姿勢のまま、長く仕事・作業を続ける」「立ちっぱなしや座りっぱなしで長時間過ごす」「悪い姿勢で座る」といった回答が上位に。これらの行動をする人のうち、半数以上が「心身の不調がある」「仕事のパフォーマンスへの悪い影響がある」と感じていました。「クセ疲労」により、さまざまな不調を招いてしまっているようです。

■「プロの施術」に頼るメリット

疲労の改善意識は高い傾向があり、疲労を感じている人のうち、80.5%が疲労感を改善したいと回答。その一方、67.2%は「改善したいが、何をすれば良いか分からない」と答えました。

渡辺教授は「自分で対処の仕方が分からない時は、リラクゼーションサロンを利用するなど専門家に相談することが一番です。プロの施術によって、自分では気が付かない血行不良を起こしている箇所を特定しほぐすことで疲労改善が見込まれます」と指摘。さらにプロの施術に頼るメリットとして「自分の手が届きにくい箇所をほぐし、血行を改善することで老廃物を組織外に押し流せる点も挙げられます」と話し、疲労回復の一つの手段として、リラクゼーションサロンなどの利用を推奨しています。

【ホットペッパービューティー】

https://beauty.hotpepper.jp/relax/?vos=othpbxotzzzzx00002128

情報提供元: マガジンサミット

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