FXはトレード方法にコツがあった、これを知らないでいいの?
2016-05-10 19:51:02
FXのトレード方法は、短時間で完了するスキャルピング、1日で完了するデイトレード、数日〜数週間の中期取引のスイングトレードがあります。
自分の性格や環境によってどの方法でFXを運用するのか、選びましょう。
FXだけでなく株式相場でも登場するローソク足は、その日の最初の値、終わりの値、そして一番高い値、安い値がわかる優れものです。
初心者には見慣れない記号ですが、相場の流れを読み、先を予想するのに必要ですので、ローソク足のテクニカルチャートには慣れるようにしましょう。
相場の流れはトレンドと言います。ローソク足のグラフを直線で結んだものをトレンドラインと呼びますが、トレンドラインは、相場の変動とこれからの予想をよりわかりやすくさせてくれるので、チャートには欠かせないラインです。FXの予想は難しいですが、ローソク足やトレンドラインの見方を覚え、テクニカルチャートに慣れてくると、次第に相場の流れをつかむことが上手くなってきます。
トレード方法の種類
FXのトレードの方法にもいくつかありますので、ご紹介します。
スキャルピング
薄い皮を剥がす、という意味からきたようで、少ない利益を頻繁にとり、結果まとまった利益となる、という取引です。スキャルピングは、数秒〜数分単位の取引方法となり、一日に何十回もの取引を行う手法です。
デイトレード
デイトレードは基本1日で完了する取引の事を言います。トレード単位は数時間〜1日で、夜トレードを完了する時にポジションを0にして、朝スタートする流れが普通です。デイトレードの場合、テクニカルチャートの動きを読んでトレードするのが向いています。
スイングトレード
スイングトレードは、数日〜数週間で完了をめどにした、中期取引方法です。参考にするチャートは2時間足や日足など、動きを大きくとらえたテクニカルを参考にします。スワップポイントも加算されるので、金利の高い通貨ペアを選ぶのもオススメです。
チャートの見方
FXだけでなく、株式相場でも目にするローソク足のグラフ。これから必ず目にするので覚えておきましょう。
ローソク足
四角いローソクに上下にヒゲがついています。ヒゲの一番上が高値、ヒゲの一番下が安値、ローソクから出ているヒゲの部分が始値と終値ですが、始値が上で終値が下の場合は陰線といい始値より終値が安い意味となります、反対に始値より終値が高くなれば陽線と言われます。各社によって違いますが、陽線と陰線はローソクの部分の色が違います。ローソクも一日の値動きを表す日足、一分単位の分足、そして、週足、月足とあります。
テクニカル分析とは
ローソク足のグラフを見て、今後の値動きを予想することをテクニカル分析といいます。ローソク足だけでなく、補足するライン(トレンドライン)をひいたり、別の分析ラインを追加して、今後の値動きを予想します。
トレンドライン
トレンドとは為替相場の流れの事をいいます。ローソク足のグラフを見ると、徐々に登っている上昇ラインの時と、下っている下降ライン、そして変化のない横ばいラインの時があります。
例えば上昇傾向の時に、ローソク足のヒゲの下をだいたいむすび、直線をひきます。同様にヒゲの上部を直線で結びます。この補助線をひくと、ローソク足のみのグラフよりも、トレンドがわかりやすくなります。これがトレンドラインです。トレンドラインを参考に取引をするとやりやすくなります。
まとめ
チャートは見た目が細かいので、初心者ははじめ躊躇してしまうかもしれませんが、ローソク足に慣れてきたり、トレンドラインをひいて見やすくしたりすると、なかなか興味深い事がわかります。チャートを見るのが楽しくなってくればFXに慣れてきた証拠です。先を読めるのが上手になってくれば、もっとFXを楽しむことができますよ。
情報提供元: ESTART編集部