東京2025世界陸上(9月)の日本代表選考会を兼ねた「別府大分毎日マラソン」が2日に大分市で行われる。
第101回箱根駅伝(1月2日・3日)で2年連続8度目の総合優勝を果たした青山学院大の5区を走り、区間新を叩き出した若林宏樹(4年)は、同大会が陸上競技の引退レースとなる。
先日1月26日に練習拠点の相模原市(神奈川県)で優勝パレードが行われ、若林は「地元和歌山県記録の2時間18分を切って、和歌山県の方々に力を与えられるような走りがしたい。後悔なく思い切って走りたい」と意気込みを語った。
パレードでは約300mのコースに3万人を超えるファンが集結。オープンバスに乗った原晋監督(57)や選手たちが登場すると大歓声に包まれ、原監督は「プロ野球や五輪の優勝パレードに匹敵する催しをしていただき非常に感謝している」と関係者やファンへの思いを伝えていた。
若林をはじめ、最後の箱根駅伝を走り終えた4年生はそれぞれの道へ。4区区間賞の太田蒼生(4年)は、卒業後GMOインターネットグループに入り、実業団選手として陸上を続ける。3月には世界陸上・男子マラソン最後の選考レースでもある東京マラソンに出場し「東京世界陸上に出場するために、優勝と日本記録を目指している。一番やりたかった種目なので、心から楽しんで走りたい」と世界陸上への挑戦も明言。
箱根の4区から5区でタスキをつないだ太田と若林は、卒業を前にそれぞれマラソンに挑み、まずは“若の神”若林が、別府・大分の街を駆け抜け、最後の走りをみせる。
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